Q & A:BEStPRO-原価C3 工事原価管理システム

ログイン


Q1 [BEStPRO-原価C3]のログイン時に「ログインが失敗しました」のエラーメッセージが表示され、ログインができない。

[BEStPRO-原価C3]はログイン時にOracleデータベースにアクセスしています。
まずはORACLEデータベースに接続する為の設定に誤りが無いか以下の設定ファイルをご確認ください。
1.[Oracle]の「tnsnames.ora」ファイルに登録されている「ネットサービス名」と[BEStPRO-原価C3]のsettings.xml」ファイルに設定されている「DATABASE」が同じになっている事。
2.「settings.xml」ファイルに設定されている「USER」と「PASSWORD」に登録されているユーザー名とパスワードが 接続先の[Oracle]のDBに登録されている事。
なお、「settings.xml」ファイルは以下のフォルダに格納されています。
 C:\Program Files\Koa System Design\BEStPRO原価C3R2

メイン画面


対象メニュー:工事・データ一覧、作業一覧、承認一覧

Q1 承認の次承認者はどこに表示されていますか?

【メイン】画面の下部にある各タブに「次承認者」列に表示されます。
そこに表示されている社員名を確認してください。

Q2 「注文書」タブの「出来高完了区分」が「空白」になっているデータがある。
どのような状態のデータでしょうか?

「注文書」タブの「出来高完了区分」には「空白」、「継続」、「完了」の3種類があります。
それぞれ、以下の状態になります。
「空白」の場合;
 1.一度も出来高査定(取極)の査定を行っていない。
 2.出来高査定(取極)の査定を行ったが、最終承認されていない。
「継続」の場合;
 直近の出来高査定(取極)で「出来高完了区分」を「継続」にして最終承認を行った。
「完了」の場合;
 直近の出来高査定(取極)で「出来高完了区分」を「完了」にして最終承認を行った。

工事情報


対象メニュー:工事情報作成、枝番工事作成、予算番号作成、工事情報編集

Q1 【工事情報】画面で一度登録した実施工期を変更できるか?

一度登録された実施工期(期間)は縮める事は出来ませんが、工期を延長させることは可能です。
工事情報/実施工期(至)を現在登録されている日付以降であれば編集・登録可能です。

Q2 【工事情報】画面で支店名を変更できるか?

支店名は新規作成時のみ選択ができます。
一度保存した支店名の変更はできません。

実行予算


対象メニュー:実行予算書編集、予算(ローカル)編集

Q1 【実行予算書編集】画面で「保存」を実行すると、「工種体系が工種マスターと一致しません。」とエラーメッセージが表示される。

保存時に入力した工種コードが工種マスターに登録されていない場合はエラーメッセージが表示され、一致していない科目行の背景色がオレンジ色になります。
背景色がオレンジ色になっている科目行の工種コードに、工種マスターに登録されているコードを入力して保存してください。

Q2 実行予算書で「起案」メニューが押下不可となっている。(起案処理が行えない。)

メイン画面で「予算書同時表示」にチェックが付いている状態で実行予算書を開いても起案はできません。
「予算書同時表示」のチェックを外してから実行予算書を開き、起案を行ってください。
※実行予算書は予算単位で承認を行う仕様になっております。

Q3 【実行予算書編集】画面の名称、仕様、備考等の入力可能文字数はそれぞれ何文字でしょうか?

名称、仕様、備考等の入力可能文字数は以下になり、システムで固定されています。
 名称:27文字(全角)
 仕様:33文字(全角)
 数量: 8文字(半角)
 単位: 3文字(全角)
 単価:12文字(半角)
 金額:12文字(半角)
 備考:15文字(全角)

Q4 【実行予算書編集】画面で明細の背景色がグレーになるときがある。どのような場合グレーになるのか?

実行予算を承認後、明細を追加した場合と実行予算を承認後、明細を削除した場合に明細の背景色がグレーになります。

Q5 【実行予算書編集】画面で工種マスタを使用して工種体系を自動作成する方法を教えてほしい。

以下の手順を実行してください。
 1.新規の実行予算書を開きます。
 2.工種マスタのコンボボックスから工種を選択します。
 3.『工種体系作成』メニューを選択します。

Q6 実行予算書編集画面で工種マスタに登録した体系を自動で作成することができるか?

以下の手順を実行してください。
1.新規の実行予算書を開きます。
2.工種マスタのコンボボックスから使用する工種マスタを選択します。
3.『工種体系作成』メニューを選択します。

Q7 実行予算書を承認後、編集できるか?

承認されると各明細行の番号部分に「L」マークが表示され、承認ロックの状態になります。
承認時の金額を保持する為、既存の明細行の数量、単位、単価が編集不可になります。
但し「取/臨」、「要素」、「集計種別」、「名称」、「仕様」、「備考」、「フリー項目」の編集は可能です。
また承認された明細行の削除は可能ですが、削除を行うと元データの行を残し相殺用の行を自動作成します。
新規明細行の追加は可能で、追加した明細行は数量、単位、単価の入力が可能です。
行の追加や削除を行い保存処理を実行すると、【メイン】画面の「予算状態」項目欄が「済」から「要」に変わり、再度実行予算の承認が必要という状態になります。

Q8 実行予算書編集画面の「予算書鑑」タブで要素別集計に表示される「(未設定)」は何を集計しているのか?

「内訳書編集」タブで要素欄が未入力の明細を集計しています。
要素の種類は「マスタ管理」の「要素マスタ」で追加できます。

Q9 同じ工事で複数の予算番号の実行予算書を同時に編集したい。

以下の手順を実行してください。
1.メイン画面で「予算同時表示」にチェックを付けます。
2.『実行予算/実行予算書編集』メニューを実行します。

見積依頼書


対象メニュー:見積依頼書作成

Q1【見積依頼作成】画面でデータを確定(保存)する際、「見積提出期限(自)が見積依頼日より前です。」とエラーメッセージが表示され、確定(保存)ができない。

「見積提出期限(自)」が「見積依頼日」より前に設定されていないか確認してください。
「見積依頼日」、「見積提出期限(自)」、「見積提出期限(至)」、「工事納期(自)」、「工事納期(至)」は以下の設定になっている必要があります。
 見積依頼日<=見積提出期限(自)<見積提出期限(至)<=工事納期(自)<=工事納期(至)

Q2【見積依頼作成】画面の「明細編集」タブで明細の数量が変更できますか?

 予算明細の単位が「式」以外の場合…数量が変更できます。
                  予算数量を超える変更はできません。
 予算明細の単位が「式」の場合  …単価を変更してください。
                  予算金額を超える変更はできません。

Q3【見積依頼作成】画面の「明細編集」タブで明細行を追加する際、メッセージが表示され明細行が追加できない。 どうすれば明細行が追加できますか?

メッセージ「取極中の明細が選択されています。」の場合
 「明細編集」タブで選択された明細が他の見積に使用されています。
  先に該当明細が使用されている見積を注文書の送付まで進めて下さい。
  ※変更注文書も同様です。
メッセージ「明細が臨時として使用されているため購買見積へ移行できません。」の場合
 既に「出来高査定(臨時)」、「立替支払」、「振替データ処理」で使用しているため、使用できません。
 他の明細を選択し、追加してください。

Q4 見積依頼書の契約区分で単価契約とは?

契約区分を単価契約にすると、出来高査定入力画面で注文時の金額を超えた査定が行えます。
査定の入力方法は明細行からのみになります。

取極依頼書


対象メニュー:取極依頼書作成

Q1 【取極依頼書】画面の予算金額、購買見積予算額、注文予定額は何の値がセットされますか?

それぞれ以下の金額になります。
 予算金額    : 実行予算金額
 購買見積予算額 : 見積依頼金額(見積依頼書で画面上部に切出した金額)
 注文予定額   : 最終金額(取極依頼書で査定後の金額)

Q2 取極依頼書の予算金額、購買見積予算額、注文予定額はそれぞれどの金額の事か?

それぞれ以下の金額になります。
 予算金額    : 実行予算金額
 購買見積予算額 : 見積依頼金額(見積依頼で画面上部に切出した金額)
 ※初回切り出し時は実行予算上の数量又は発注残の数量がセットされますが数量を変更する事が可能です。
 注文予定額   : 最終金額(取極依頼書で査定後の金額)

注文書


対象メニュー:注文一覧、注文書出力、変更注文書作成

Q1「注文書出力」で「印刷」メニューが「印刷(控え)」になっている。印刷を実行するにはどうすれば良いでしょうか?

現在、ログインしているユーザーに注文書発行権限がない可能性があります。以下の確認を行ってください。
※いずれかの手順で注文書発行権限を変更してください。
確認1:「工事情報/担当者権限」に該当ユーザーが登録されているか。
操作方法
 1.「工事情報」画面を開き、「担当者権限」ボタンを押下します。
 2.一覧に該当ユーザーが登録されているかを確認します。
  ※登録されていない場合、該当ユーザーを追加します。
 3.「注文書発行権限」を「発行権限」に設定します。
確認2:「社員マスタ/アクセス権限」で該当ユーザーに必要なアクセス権限が付与されているか。
操作方法
 1.[マスター管理]プログラムを実行します。
 2.該当ユーザーの「社員マスタ」の「アクセス権限」リストに「注文書発行権限」が「発行権限」になっている権限が登録されているかを確認します。
 3.登録されていない場合、設定を変更するか、新規の「アクセス権限」を追加します。
  その際、「注文書発行権限」を「発行権限」に設定します。

Q2 【注文書出力】画面で注文金額や消費税が「ハイフン(-)」になっている。なぜ?

単価契約(契約区分が「単価」)になっているためです。
単価契約の場合、最終金額が確定していないため、注文金額(税抜)、消費税、注文金額(税込)は全て「ハイフン(-)」で表示しています。
※単価契約の場合、【出来高査定入力】画面では明細行からのみ査定金額が入力できます。
 工種別の査定金額は入力できません。

Q3 単価契約の変更注文書で打切精算を行うと出来高査定入力画面の請求残金額と同じ金額にならない場合があるがどうして?

基本的に変更注文書で打切精算を行う場合は、注文時の金額から出来高査定で支払った金額を差し引いた分が精算時の金額となりますが、単価契約の場合は注文時の金額を超えて査定(支払)が可能となります。
この場合、注文書の金額を超えた査定(支払)を行っていなくても、注文金額-査定金額=精算金額にならない場合があります。
以下は参考例です。
    注文金額  出来高査定  変更注文書の精算金額
材料A:10,000円    5,000円    5,000円
材料B:20,000円    25,000円      0円
材料C:30,000円    20,000円   10,000円
合計 :60,000円    50,000円

出来高査定の請求残金額  :60,000円-50,000円 =10,000円
変更注文書の精算金額の合計:5,000円+0円+10,000円=15,000円

Q4 先月に注文書の清算を行ったが、翌月以降の出来高査定で残額0円で残ってしまう。
翌月以降の出来高査定が行えないようにするにはどうすればいいですか?

変更注文時に請求残金額を0円にするだけでは精算処理になりません。
変更注文書にて「打切精算」にチェックを付けて再度、承認・印刷を行ってください。
※「打切精算」にチェックを付けると自動で請求残金額が今回増減分にセットされます。

出来高


対象メニュー:出来高査定入力、出来高査定臨時作成、立替支払作成、振替データ処理、請求一覧

Q1 出来高査定年月の切り替えは何を参照していますか?

「締め日マスタ」の「出来高査定」の「終了年月」を参照しています。
「出来高査定」の「終了年月」を過ぎると翌月の請求年月のデータ入力に変わります。
その際に承認中や一時保存のデータが残っていた場合は「無効」となり編集不可となります。
※出来高査定臨時や立替支払作成も同様です。

Q2 請求一覧にはいつデータが表示されるのでしょうか?

出来高査定入力、出来高査定臨時作成、立替支払作成でデータを作成(一時保存)した時点で表示されます。

Q3 【立替支払作成】画面で「立替元選択」ダイアログに立替を行いたい企業が表示されない。

立替元として選択できる企業は以下の2種類になります。
1.印刷済の注文書で取引先として使用した企業
2.承認済の出来高査定臨時で取引先として使用した企業

Q4 【振替データ処理】画面で「CSV読込」を実行するとエラーログが出力され読み込めない。

読み込むファイルの「文字コード」が「UTF-8」になっていることが考えられます。
「文字コード」を「SJIS(ANSI)」に変更してから読み込んでください。
以下の手順で「文字コード」を変更して、別名称で保存してください。
1.CSV形式のファイルをメモ帳で開きます。
2.「ファイル/名前を付けて保存」メニューを実行します。
3.「文字コード」を「ANSI」に変更します。
4.「ファイル名」を変更し、「保存」ボタンを押下します。

原価台帳


対象メニュー:原価台帳明細作成(月次)、原価台帳明細作成(決算)

Q1 【原価台帳明細編集】画面を開くと、「保存」と「確定」メニューがグレーになっていて実行できない。なぜ?

「月次報告書」が承認中となっている可能性があります。
月次報告書の起案を取り下げるか、否認を行うと【原価台帳明細編集】画面で「保存」と「確定」メニューが使用可能になります。
※「月次報告書」が承認中の時に原価台帳の内容を更新してしまうと、月次報告と原価台帳に齟齬が発生してしまう為、システムに制御がかかっております。
また「月次報告書」が最終承認済の場合は、原価台帳を編集状態で開く事は出来なくなり参照のみとなります。

月次報告書、その他集計


対象メニュー:月次報告書作成、決算報告書作成、月次報告書(工事)、工事別利益予測

Q1 月次報告書を作成しようとしたが月次報告の締め日を過ぎてしまった。前月の月次報告書を作成する方法があるか?

月次報告の締め日(終了年月)を過ぎた場合、締め日(終了年月)前の月次報告書は作成できません。
次回の月次報告書の締め日期間中に新規に作成してください。
例)月次報告書の締め日が以下の場合。
 10月の締め日:10/26~11/05
 11月の締め日:11/26~12/05

 10/30に作成する場合:10月分として作成する。
  ※最終承認を行う前に11/05を過ぎると、無効データになります。
 11/06に作成する場合:作成できない。
 11/26に作成する場合:11月分として作成する。

マスタ管理


Q1 すべての工事で「該当データの読み込みに失敗しました。」のエラーメッセージが表示され、【振替データ処理】画面が開かない。

当月以降の締め日設定が行われていない可能性があります。
締め日マスターを確認し、当月以降の設定が行われていない場合は追加してください。
BEStPRO-原価C3において以下の機能は締め日マスターの情報を取得する仕組みとなっております。
「出来高査定入力」
「出来高査定(臨時)」
「立替支払」
「振替データ処理」
「請求一覧」
「月次報告書(工事)」

Q2 複数登録してある承認ルートの中で、不要な承認ルートを無効にしたい。

【承認ルートマスタ】画面で「設定有効日」の「終了日」を本日以前に設定してください。
起案時の承認ルートの一覧に表示されなくなります。
無効に変更しても承認中の承認ルートは最終承認まで行えます。

Q3 代理承認は複数人登録できるか?

承認ルートマスタの編集時に承認者名に対する番号を同じにすると代理承認の設定ができます。
同じ順番に20人まで登録できます。
※順番は20まで採番できます。
 順番の番号を変えれば同一の承認者も設定できます。
※承認画面で承認者を追加することはできません。

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