Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編 V13.3.0 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第2章 運用

2.2 クライアント(CT)での操作を監査する

クライアント(CT)利用者の操作は、各種ログとしてサーバに保存されています。システム管理者、または部門管理者は、日常の運用として、ログビューアでクライアント(CT)利用者の操作内容を確認します。

運用方針に沿った操作が行われている場合は、特別な対応は不要です。しかし、運用方針に違反した操作や不正行為の疑いがある操作が見つかった場合は、クライアント(CT)利用者が、何をしようとしていたのか、その操作によって情報が漏洩した可能性はあるかなどを調査する必要があります。

ログに残されているファイル名から利用者のファイル操作を追跡したり、不正行為が行われたCTの情報を検索したりします。場合によっては、クライアント(CT)のサービスやプロセスを強制的に終了することもあります。

調査の結果、ポリシーの見直しが必要な場合は、該当するクライアント(CT)やユーザのポリシーを変更します。これにより、違反操作の再発を防ぎ、内部情報をより安全に守ることができるシステム運用を実現します。

 


下へ2.2.1 ログビューアを起動する
下へ2.2.2 ログを参照する
下へ2.2.3 ファイル操作を追跡する
下へ2.2.4 ログビューアでCT情報を検索する

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