パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社様
このページの情報は、2002年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。
【補足】松下通信工業株式会社様は、2003年1月1日付で、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社様に、社名変更されました。
2002年11月20日。新宿・センチュリーハイアット東京にて、「GLOVIA FORUM」が開催された。当日は基調講演、GLOVIAユーザー会発足のご案内、glovia.com・GLOVIA/SUMMIT・GLOVIA/SCPの今後の製品展開など、多彩なプログラムを実施。そして、各製品の導入事例も披露された。その中から、パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社 安尾 勝彦 氏によるプレゼンテーションの内容をご紹介する。
発表当時の松下通信工業株式会社では、携帯電話に代表される「モバイルコミュニケーション事業」、カーナビゲーションシステム、カーAV機器などを製造する「カーマルチメディア事業」、入退室管理システムなどの開発・製造を手がける「システムソリューション事業」の3分野に事業を展開している。 (注釈1)同社では1994年から生産システムの再構築プロジェクトに着手。その手始めとして、まず海外会社への導入作業を行った。
(注釈1): 本記載内容は、2002年11月20日現在の情報に基づきます。
「当社では、欧州・北米・中国・アジアに全10ヶ所の海外生産会社へ展開。国内にも6ヶ所の拠点を有しています。1994年から2001年にかけて、まず海外拠点に対してglovia.comの導入を行いました。システム的には、基盤部分となるglovia.com V3.05の上に全海外会社共通の機能を配置し、その上に各海外会社の個別機能を置くという構成を取っています」と安尾氏は説明する。
glovia.com導入の目的は、「自主責任経営」「現地主体の取り組み」「情報システム部門の育成」「生産管理業務の確立」の4点である。最初に導入されたのは、レガシーシステムが課題となった米国工場。さらに、ドイツ・イギリス・中国の各拠点においても、業務改革を推進すべくglovia.comを導入した。また、1996年以降に稼働を開始した工場については、当初からglovia.comをベースに生産システムが構築された。