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Japan

株式会社ジャパン 様 導入事例 3

このページの情報は、2003年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。

新たなビジネス基盤を確立し、さらなる飛躍を目指す

システムに蓄積されたデータを日次分析し素早いアクションにつなげる

GLOVIA/SUMMITを導入したことで、大規模処理に対応できる高信頼システム環境が実現した。と同時に、データ活用の幅も大きく広がった。池田氏は「日々の店舗の売上状況なども、翌朝5時にはすべて正確に把握できます。また、『役員情報システム』を利用することで、特定の店舗情報や人事情報なども同時に参照することができます。業績が低下した場合の原因分析なども、素早く行うことができます」と満足げに語る。

以前は何らかの問題が生じた場合には、その原因となるデータを発見するまでには多くの手間を要していた。「結局は、紙の伝票を引っ張り出さなければ分からないことも多かったですね」と池田氏は振り返る。それが現在では、GLOVIA/SUMMITによって一元的に基幹データが管理されているため、必要な情報を関連づけてタイムリーに引き出すことができるようになった。

「一度サマライズされてしまったデータからでは、店舗の業績が伸びないのは品揃えに問題があるのか、店作りに問題があるのか、それとも人材の問題なのかを正確に追及することができません。ですが、GLOVIA/SUMMITを導入したことで、こうした原因を容易に明らかできるようになりました」(池田氏)。
GLOVIA/SUMMITのドリルダウン機能を活用すれば、店舗別・大部門別・小部門別など様々な切り口で詳細な分析を行うことができる。しかも、最終的には、単品レベルの明細データにまでさかのぼることができる。こうしたGLOVIA/SUMMITの特長は、予算/実績管理の精度を高める上でも大いに役立っている。
池田氏は「POSデータに基づく単品管理を行っている小売業は他にもあることでしょう。しかし、様々な情報を一元的に管理し、経営管理に役立てられるシステムにまで昇華させているところはそう多くないのでは」と胸を張る。

大量のデータを日次処理できる環境が整ったことで、経営判断のスピードも大幅に向上した。「市場環境がこれだけ急激に変化しているのに、前月のデータを元に後追いで判断していたのでは、遅すぎます。変化に日々即応することが、今後のビジネスにとって何よりも重要なのです」と池田氏は続ける。

ビジネスに関わる意思決定をデイリーに行うことで、現場の改善もよりスピーディに進めることができる。池田氏は「目前の問題が長々と放置されることがなくなったため、販売機会損失の発生を防ぐことも可能になりました。GLOVIA/SUMMITを導入した効果は極めて大きかったですね」と力強く語る。

決算のスピードアップやIR業務の効率化にも新システムを役立てる

GLOVIA/SUMMITは、会計業務の効率化にも大きく寄与している。「企業によっては中間・期末の決算業務はしっかりやるが、月次決算にはそれほど力を入れないというところもあります。当社では月次決算も大事にしていますので、業務処理のスピードと精度向上は大きな課題でした」と池田氏は説明する。

もっとも、データ量が莫大であるため、従来は翌月中旬以降にならないと月次決算が確定しないこともあった。「現在では、翌月8日頃には前月の数字が確定しています。以前に比べて、月次決算に要する時間は1/2?1/3程度にまで短縮できました」(池田氏)。

上場企業においてはアナリストや株主に対するIR活動も重要な業務となるが、現在では説明会などで用いるためのデータも簡単にシステムから引き出すことができる。

池田氏は「GLOVIA/SUMMITのデータをCSV形式に落として、そのままPC用の表計算ソフトなどで利用しています。これなら、転記間違いをする心配もありませんし、編集・加工も楽に行えます。それにデータの精度が飛躍的に高まっていますので、より説得力のあるIR資料が作成できるようになりました」と語る。

各システム間の連携もさらに推進し戦略的なビジネスの実現を目指す

「システムが本稼働してから1年半ほどが経過していますが、その成果には十分に満足しています」と池田氏はにこやかに語る。富士通のサービス・サポートに対しても、高い評価が寄せられている。

「今までにない新しいシステム環境を実現するということで、富士通にもいろいろと苦労があったことと思います。現在でも週一回は情報交換の場を持つようにしてもらっていますが、これまでの誠意ある対応には心から感謝しています」(池田氏)

システムの機能的な面については、現状でも不満は全く感じていない。今後は、周辺の他システムともより密接な連携を行い、さらに統合的な環境を実現していきたいという。

「MDシステムや物流システムと基幹システムとの結びつきを強めていくことで、経営により貢献できるシステムに育てたいと考えています。それによって、お客様や取引先様のご要望に、もっとスピーディに応えていきたいですね」と池田氏は力強く抱負を語る。

GLOVIA/SUMMITによって、次世代に向けたビジネス基盤を確立したジャパン。その新たな飛躍が、今まさにはじまろうとしているのだ。

目次

独自のビジネス戦略で、継続的な成長を続ける
GLOVIA/SUMMITでタイムリーなデータ分析・活用を実現
新たなビジネス基盤を確立し、さらなる飛躍を目指す

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