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Fujitsu

Japan

富士通株式会社 小山工場 機構センター 導入事例 3

このページの情報は、2004年に掲載されたものです。
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8週間の生産工程を3週間に短縮。納期目標もほぼ100%を達成

富士通株式会社
ものづくり推進本部 NLC推進統括部 機構センター 設計技術担当エンジニア

横塚 健一

機構センターでは生産管理システムの導入と並行して、業務改革も進めていった。この成果もあって、システム稼働後従来8週間ほど要していた板金工程を、わずか3週間に圧縮することが可能となった。同時に工程上の仕掛品を30日から10日に圧縮。これは在庫の圧縮にもなり、大幅な経費削減につながっている。

MPS/MRPの高速化も見逃せない。従来3時間を必要とし1日1回であったが、新システムでは15分。夜間と昼休み2回、実施している。納期達成率も従来40%程度であったものが、2004年3月期では96%。ほぼ100%が目前になっている。

「データの一元管理とリアルタイムな確認も可能となりました。必要なときに必要なデータに、誰でもアクセスできます。ヒト、モノ、カネの流れをリアルタイムに把握でき、意思決定の迅速化が可能となりました」と、機構センター 設計技術グループ エンジニア 横塚 健一は語る。新システムの構築が従業員の意識改革につながり、業務の効率化につながった。

ものづくりの理想を目指し新たなメカニカル・プロダクトに挑戦

「機構センターは、富士通の枠組みにおさまりきらないところがあり、グループを超え他社からの受注を狙って営業も組織化しました。その効果が確実に現れており、一層の拡大を目指しています」と、遠藤センター長は語る。その一例が先に紹介した自動車エンジンの燃料噴射部分である。

機構センターは富士通の小山工場にあり、ここは同社内で最も古い工場の1つ。機構センターは、通信機器の機械加工部門として発足し、リレー式交換機の時代からの日本のものづくりの歴史とノウハウが蓄積されている。職人技から最先端のシステム開発まで。ここには同社のものづくりの原点があり、DNAが色濃く残っているといっていいであろう。そのDNAを守るとともに、最新の技術に挑戦している。インフラとして、その挑戦をglovia.comが支えている。

パートナーメッセージ

株式会社FFC
PLMソリューション部 ERPコンサルティング
宮野 隆 氏

今回の導入では、構造改革という大きなテーマの中でのシステム構築となり、富士通グループ一丸となったトップダウンによるERP導入方針により、非常に短期間で構築・運用することができました。この教訓が生き、二次ステップでは更に進んだ変革テーマに対し、早期着手/確実なリリースができた事で、一気に効果を摘み取ることができました。

激しい変革の時代に必要なことは、時間をかけずにシステムを構築し、矢継ぎ早に新しいアイデアをシステムに注入していくことが大事であると考えます。

FFCは今後もGLOVIAと共にお客様の発展と利益に貢献して参ります。

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