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Fujitsu

Japan

ネットワークサーバ「IPCOM EXシリーズ」、
新機種追加によるサーバ負荷分散の性能強化

2008年6月10日 headbanner01.jpg

~Webシステムのデータ量の増加に対応~

当社はこのほど、ネットワークサーバ「IPCOM(アイピーコム) EXシリーズ」に、サーバ負荷分散の性能を強化した2機種4タイプを追加し、販売開始します。

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IPCOM EX2200 IN

本製品の特長

近年、画像データの増加や、Webシステムの増加などにより、インターネットでやりとりされるデータ量が急激に増加しています。それに対応するために、「IPCOM EX シリーズ」の中で、サーバ負荷分散機能を搭載している「IPCOM EX INシリーズ」(システムフロント統合)および「IPCOM EX LBシリーズ」(サーバ最適化)に、上位機種である「IPCOM EX2200 IN」、「IPCOM EX2200 LB」を追加します。

  1. サーバ負荷分散機能の性能強化
    サーバ負荷分散機能の性能強化により、従来機種に比べ約2倍(注1)の性能を実現しコストパフォーマンスが飛躍的に向上しました。
    (注1)サーバ負荷分散性能の比較:
    「IPCOM EX2000 IN」、「IPCOM EX2000 LB」:940Mbps
    「IPCOM EX2200 IN」、「IPCOM EX2200 LB」:1.8Gbps
  2. 電源二重化タイプ
    電源の冗長化により信頼性の向上を図った「IPCOM EX2200 IN 電源二重化タイプ」、「IPCOM EX2200 LB 電源二重化タイプ」をあわせて販売開始します。
  3. スーパーグリーン製品
    既存の「IPCOM EXシリーズ」同様、「IPCOM EX2200 IN」、「IPCOM EX2200 LB」は、富士通の定めるスーパーグリーン製品として認定されており、消費電力を従来機種と比べて55%削減しています。

機能エンハンス

「IPCOM EXシリーズ」全シリーズにおいて、ファームウェア(E10L40)により、以下の機能エンハンスを行います。

  1. IPv6に対応
    近年、IPv4の枯渇が問題視され、IPv6を使用する環境が整備されてきました。「IPCOM EX シリーズ」では、ファイアーウォール(FW)と帯域制御(QoS)のIPv6サポートを行いました。今後、順次IPv6のサポート範囲を広げます。
    IPv6

    「IPv6 Ready Logo Phase-2」、IPv6対応機器同士の高度な相互通信についての認定プログラムを取得しています。詳細はホームページをご覧ください。
    https://www.ipv6ready.org/

  2. セキュリティ機能の強化
    ファイアーウォール機能で対応するプロトコル(注2)を増やすことにより、様々なシステムで安全なシステム構築を実現します。また、JSOX法に則ったセキュリティ監視を効率よく実現するために、運用管理システム(Systemwalker Centric Manager)で「IPCOM EX シリーズ」のログをサーバやアプリケーションとあわせて統一的に管理でき、セキュリティ・インシデントの管理や不正操作を一元的に管理することが可能になります。
    (注2)SQL*NET、RPC(Remote Procedure Call)など
  3. サーバ負荷分散機能の強化
    サーバ故障監視機能の故障監視対象サーバの拡大などの機能強化を行うことにより、運用管理を容易にすることを実現します。

販売価格

製品本体
製品名 型名 標準価格(税別)
IPCOM EX2200 IN IX22IN10 6,000,000円
IPCOM EX2200 IN 電源二重化タイプ IX22IN10D 6,700,000円
IPCOM EX2200 LB IX22LB10 5,300,000円
IPCOM EX2200 LB 電源二重化タイプ IX22LB10D 6,000,000円

関連リンク

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日付: 2008年6月10日