ネットワークサーバ「IPCOM L1400」のエンハンスについて
2007年6月12日
~事業継続性/システム運用性を更に強化~
当社は、この度社内ネットワークのセキュリティ機能を一台に統合したネットワークサーバ「IPCOM Lシリーズ」について、以下の機能強化を行いましたので、お知らせします。
- 装置二重化機能のエンハンス
IPCOM Lシリーズを高信頼化のために二重化構成にしたときに、万が一、運用側の装置故障が発生し待機側の装置に切り替わった際に、認証情報やセキュリティ検査状態を引き継ぐ機能をサポート。
故障装置から待機系装置に切り替わった際、認証状態を引き継ぐことにより、再度認証を行わなくてもアクセスの継続が可能となり、利用者が障害を意識せずに業務を継続することが可能です。
- 認証機能のエンハンス
認証サーバや検疫サーバの障害時に、一時的に認証・セキュリティ検査を行わずに、全ての通信を許可し、業務継続を実現する機能をサポート。
認証サーバや検疫サーバの障害時の動作として、従来からの [全ての通信を遮断] [装置内認証DB機能利用による認証]に加え、今回の認証パススルーアクション機能による[全ての通信を通過]が選択できることになり、お客様要件(セキュリティ重視/業務継続性重視など)に合わせた柔軟なシステム運用が可能となります。
- ワーム検知機能の新規モード追加
ワームを検知した物理ポートからのフレームを全て遮断するモードを追加。検知した物理ポートでの遮断をすることにより、感染力の強いワームの2次感染、3次感染を抑止できます。
- DHCPリレーエージェント機能
L3動作時において、端末からのIPアドレス割り当て要求をDHCPサーバへフォワードする「DHCPリレーエージェント機能」をサポート。DHCP環境にL3スイッチとして導入することが可能です。
- インターフェース動的定義変更
運用中のネットワーク追加やIPアドレス変更を可能とする「インターフェース動的定義変更機能」をサポート。インターフェース関連の設定変更時に再起動処理が必要ないため、運用を継続しながら設定変更が可能です。
販売価格
製品本体
製品名 |
型名 |
販売価格
(税別) |
内容 |
IPCOM L1400(10ポートタイプ) |
IL1410B1 |
1,980,000円 |
IPCOM L1400本体(ファームウェアE20)
ラック(3U)、10/100/1000BASE-T×10 |
IPCOM L1400(20ポートタイプ) |
IL1420B1 |
2,750,000円 |
IPCOM L1400本体(ファームウェアE20)
ラック(3U)、10/100/1000BASE-T×20 |
オプション
製品名 |
型名 |
販売価格
(税別) |
内容 |
ユーザ数追加 オプション |
IL1401UA1 |
500,000円 |
IPCOM L1400(IL1410B1/IL1420B1)用、最大ユーザ数を500から5000に拡大。 |
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日付: 2007年6月12日