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Fujitsu

Japan

ネットワークのセキュリティを高める
ネットワークサーバ「IPCOM Lシリーズ」新発売

2006年1月24日 headbanner01.jpg

当社はこのほど、ネットワークのセキュリティ機能を1台に統合したネットワークサーバ「IPCOM(アイピーコム) Lシリーズ」1モデルを開発、本日より販売活動を開始します。

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IPCOM L1400

ネットワークは企業のビジネスになくてはならない存在ですが、ネットワークを経由した外部からの不正アクセス、ウイルス感染パソコンの持ち込みによる大規模ウイルス感染など、ネットワークセキュリティは業務の妨害・機会損失などの直接的な被害だけでなく、顧客情報の漏洩などで企業の信用が失墜するなど、企業経営の危機管理対象として重要となっています。

このような背景から、ファイアーウォールの設置やサーバ・パソコンへのセキュリティパッチ・パターンファイルの迅速適用などの対策が取られてきていますが、ウイルス・セキュリティホールの発見から対応までの間に被害が拡大するケースが増えてきており、これまでの対策だけでは企業システムを守る事が困難となってきています。

本製品は、これら課題を解決するため、端末を多数収容できる内部セグメントとバックボーンLANとの境において、ワーム拡散防止、認証・検疫機能、ファイアーウォール機能を提供し、ネットワークのセキュリティレベルを格段に高めます。

本製品の特長

社内ネットワークに必要なセキュリティ機能である、ユーザー認証・検疫機能、ファイアーウォール機能、IDP( 注1)機能を一台に統合。専用ハードウェアによる高速処理により、高速かつセキュアなネットワークをシンプルに実現します。

  • ユーザー認証・検疫
    • 認証サーバ(Safeauthor)と連携してユーザー認証を行うことで、認められたユーザー以外のネットワークの利用を止め、不正アクセスを防ぎます。
    • 検疫サーバ( Systemwalker Desktop Inspection(Windows版))と連携して、OSのバージョン、ウイルスパターンファイル等をチェックし、セキュリティレベルの低いパソコンを隔離し、安全なネットワーク環境を実現します。
  • ファイアーウォール
    • アプリケーションレベル(レイヤー7)のフィルタリングが可能なファイアーウォール機能を搭載。P2Pアプリケーション( 注2)によるアクセスもブロックすることができます。
  • IDP
    • ワームによる感染活動やDoS攻撃を検知・遮断し影響を最小限に留めます。
    • ワーム検知には、富士通独自のワーム振る舞い検知機能を搭載。ワームの感染活動時に見られる特徴的な通信を捕らえ、ワームを検知しますので、未知のワームも検知可能です。( 注3
  • 専用ハードウェアによる高速処理
    • ワーム振る舞い検知、レイヤー3/レイヤー4のフィルタリングは専用ハードウェアで高速処理。高速かつセキュアなネットワークを実現します。

(注1)IDP(Intrusion Detection and Prevention):不正侵入検知・防御

(注2)Winny、WinMX、Napster等のコンピュータ同士がサーバを介さず直接接続するアプリケーション

(注3)メールやWeb、ftpを用いて感染するワームは検知できません。

<ユーザー認証・検疫>
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販売価格

製品本体
製品名 型名 販売価格
(税別)
内容
IPCOM L1400 IL1410A1 1,980,000円 IPCOM L1400本体(ファームウェアE10)
ラック(3U)、1000BASE-T×10
オプション
製品名 型名 販売価格
(税別)
内容
1000BASE-SX
モジュール
IL1401GS1 75,000円 IPCOM L1400用、
1000BASE-SX×1ポートを追加。
最大2ポートまで追加可能(注)。
標準の1000BASE-T×1ポートと排他使用。
1000BASE-LX
モジュール
IL1401GL1 180,000円 IPCOM L1400用、
1000BASE-LX×1ポートを追加。
最大2ポートまで追加可能(注)。
標準の1000BASE-T×1ポートと排他使用。
ラックマウント
キット
IL1409RM1 30,000円 IPCOM L1400用、
ラックに搭載する場合に必要。

(注) 1000BASE-SX/1000BASE-LX合計で最大2ポートまで追加可能。

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日付: 2006年1月24日