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Fujitsu

Japan

現行1,000台のサーバ群を計画的に仮想化IT基盤に集約。プライベートクラウド実現への取り組みがスタート

事例トップ | 1.導入の背景・導入の目的 | 2.導入のポイント・採用の理由 | 3.検証の内容・今後の展望


Hyper-V 2.0先行導入事例

三井物産株式会社様 導入事例


2. 導入のポイント・採用の理由

導入のポイント

今後のエンハンスも考慮しビジネスへの柔軟な対応力からHyper-V 2.0を選択

「PCサーバを中心とするWindows 系サーバで大規模の仮想化を実現できると判断したのは昨年です。Windows Server 2008 R2 においてHyper-V 2.0の機能拡張を見て、これならはじめられると思いました。将来、システム規模が今以上に大きくなったとしても仮想化技術を用いて全体を統制できる仕組みを確立していくためには、マイクロソフトの取り組みはとても魅力的です」と、黒田氏は語ります。さらに仮想化IT基盤のベースとなる仮想化ソフトにHyper-V 2.0を選択した理由についてこう続けます。

「ビジネスによって数十年間、利用するシステムもあれば、事業の終了に伴い不要となるアプリケーションもあります。仮想化IT基盤には、長期的視野に立ち、画一的ではなくビジネスの変化に対応できる柔軟性が求められました。こうしたニーズに対し、今後のエンハンスも含めてHyper-V 2.0なら十分応えてくれるという認識を持てたことが選択の大きな理由です。
また、Windows Server 2008 R2はOS自体の完成度も高くなっており、Hyper-V 2.0を活用した仮想化環境の安定稼働も採用のポイントになりました。さらに、今後の運用管理ツールの充実にも期待を寄せています」。

プロジェクトをスタートするにあたり、同社はグループ企業のシステム・インテグレーター、三井情報(MKI)をパートナーに選びました。「MKIはHyper-Vの研究を3年前から進めており、仮想化技術に関するノウハウを蓄積し、また、当社の基幹システムや業務システムに関する構築、運用のノウハウ、さらに集約したサーバの一元管理に関する技術力など、今回のプロジェクトを実現していく上で必要な要素を兼ね備えていました」(黒田氏)。

採用の理由

サーバの選定ではHyper-V 2.0のノウハウと技術力が決め手に

同プロジェクトはHyper-V 2.0のベータ版から検証をスタートしました。そのメリットについて黒田氏は「早く新しい技術の恩恵を受けることは、コスト、効率性、競争力強化などさまざまな面でより大きなメリットを創出できます。“時は金なり”です。製品が出荷された時点で、どこまで使えるのかがわかっていて、それをすぐに適用できることは会社としても大きなメリットだと思います」と、語ります。

ベータ版から検証を開始するため、仮想化IT基盤の中核を担うサーバの選択では、Hyper-V2.0に関するノウハウや技術力の高さが問われました。「当社がベータ版から検討を開始しようとした時、他の一般のベンダーも取り組んでいましたが、当社の要望に対してフルにサポートしてくれたのが富士通でした。富士通はすでにHyper-V 2.0のドライバなどの機器サポートに着手していました。検証だけでなく、今後の展開も視野に入れ、Hyper-Vに先進的に取り組む富士通なら当社の要望にきめ細かく応えてくれると確信しました」。
同社が採用したのは富士通のPCサーバ「PRIMERGY RX300 S5」です。信頼性、高性能、優れたコストパフォーマンスも採用のポイントになりました。

次ページ 「3.検証の内容・今後の展望」を読む


【導入事例(PDF版)】

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