ETERNUS トピックス
2014年10月7日
近年、モバイル、SNS、クラウドなど成長、革新によるITの進展で加速度的に増え続けるデジタルデータをコスト効率よく保全するニーズは高まっています。
当社は、高信頼性やテープカートリッジの高収納効率性などの幅広い技術を提供しつつ、多様化するデジタルデータのバックアップニーズに対応した「ETERNUS LT260 テープライブラリ」を10月7日より新たに販売開始しました。
「ETERNUS LT260 テープライブラリ」は、拡張モジュールを追加するとカートリッジテープを最大160巻搭載し、最大400TB(非圧縮時、LTO6)のデータを格納することができます。また、ドライブを最大12 台搭載でき、最大960MB/秒(非圧縮時、LTO6)のデータ転送性能で、年々増大するデータの高速バックアップを実現します。
項目 | LT250 | LT260 | |||
---|---|---|---|---|---|
外観 | ![]() |
![]() 単体構成 |
![]() 拡張構成 |
||
最大収納カートリッジ数 | 91巻 (注1)(注2) | 80巻 | 160巻 | ||
バックアップ
容量(非圧縮時) |
Ultrium6
カートリッジテープ |
最大 227.5TB | 200TB | 400TB | |
Ultrium5
カートリッジテープ |
最大 136.5TB | 120TB | 240TB | ||
Ultrium4
カートリッジテープ |
最大72.8TB | 64TB | 128TB | ||
テープ
ドライブ仕様 |
Ultrium6
ドライブ 暗号化 機能搭載(注3) |
転送
速度 |
400MB/秒 (圧縮時) (注4)/
160MB/秒 (非圧縮時) |
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記憶
容量 |
6.25TB/巻 (圧縮時) (注4)/
2.5TB/巻 (非圧縮時) |
||||
Ultrium5
ドライブ 暗号化 機能搭載(注5) |
転送
速度 |
280MB/秒 (圧縮時) (注6)/
140MB/秒 (非圧縮時) |
|||
記憶
容量 |
3.0TB/巻 (圧縮時) (注6)/
1.5TB/巻 (非圧縮時) |
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Ultrium4
ドライブ 暗号化 機能搭載(注7) |
転送
速度 |
280MB/秒 (圧縮時) (注6)/
120MB/秒 (非圧縮時) |
- | ||
記憶
容量 |
1,600GB/巻 (圧縮時) (注6)/
800GB/巻 (非圧縮時) |
- | |||
搭載
コンポーネント |
ロボット数 | 1 | 1 | ||
テープドライブ数 | 2~6 | 1~6 | 1~12 | ||
ホストインターフェース | Ultrium6 ドライブ | ファイバチャネル (最大8Gbit/s) | ファイバチャネル(最大8Gbit/s)、SAS(最大6Gbit/s) | ||
Ultrium5 ドライブ | |||||
Ultrium4 ドライブ | ファイバチャネル (最大4Gbit/s) | - | |||
ホストインターフェース数 | 2~6 | 1~6 (注8) | 1~12 (注8) | ||
コネクター形状 | Dual-LCコネクター | Dual-LCコネクター、miniSAS |
(注1) CAS (Cartridge Access Station)1ポート(9巻)分をユーザーセルとして使用した場合の巻数です。
(注2) オートクリーニング機能を使用する場合、最大収納は88巻となります。
(注3) LTO Ultrium6 テープドライブの暗号化機能は、Ultrium5, 6 カートリッジテープのみ使用可能です。
(注4) 圧縮比2.5:1の場合。
(注5) LTO Ultrium5 テープドライブの暗号化機能は、Ultrium4, 5 カートリッジテープのみ使用可能です。
(注6) 圧縮比2:1の場合。
(注7) LTO Ultrium4 テープドライブの暗号化機能は、Ultrium4 カートリッジテープのみ使用可能です。
(注8) 各ドライブ毎にメイン1ポートとした場合。
LT260は、フロントから、カートリッジテープを10巻収納できるメールスロットマガジンがあります。
このメールスロットマガジンを利用することにより、外部に保管しているカートリッジテープをまとめて収納することが可能です。
1台のテープライブラリ内のテープドライブ, カートリッジスロット(セル)を分割し、テープライブラリが複数台存在するように見せることで、異種OSでテープライブラリを共有することができます。