/usr/sbin/dumpadm
rootユーザでのみ実行可能です。
dumpadm [-n|y]
-c ダンプファイルの種類 -d ダンプデバイス -s セーブコアディレクトリ |
ダンプの設定を行います。 |
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-y | ダンプを保存する設定を有効にします。 |
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-n | ダンプを保存する設定を無効にします。 |
-c | ダンプとして採取するファイルの種類を指定します。指定可能なファイルには下記のものがあります。
kernel-カーネルメモリページのみ。 all-すべてのメモリページ。 |
-d | システムがクラッシュしたときに、ダンプデータを一時的に保存するデバイスを指定します。 |
-s | クラッシュダンプファイルを保存する別のディレクトリを指定します。
デフォルトのディレクトリは /var/crash/hostnameで、hostnameはuname -nコマンドの出力です。 |
dumpadm -c all -s /var/crash/pw200 -y
採取するダンプの種類がすべて、クラッシュダンプを保存するディレクトリを/var/crash/pw200、ダンプを保存する設定を有効に設定します。
# dumpadm -c all -s /var/crash/pw200 -y ダンプの内容: すべてのページ ダンプデバイス: /dev/dsk/c0t0d0s1 (swap) セーブコアディレクトリ: /var/crash/pw200 有効なセーブコア: はい