2016年2月18日
SPARC M10-4Sは、最新のJava®アプリケーションのベンチマークであるSPECjbb®2015のCompositeカテゴリにおいて、1CPUクラスの critical-jOPS の指標で、世界最高値を達成しました。 従来のComposite critical-jOPSの最高値である HP ProLiant DL120 Gen9 の登録値を約30%上回る性能を達成しています。
測定マシン | SPECjbb2015 – Composite critical-jOPS |
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Fujitsu SPARC M10-4S(SPARC64 X+) | 20,607 |
HP ProLiant DL120 Gen9(Intel Xeon E5-2699 v3) | 15,654 |
SPECjbb2015ベンチマークテスト 測定環境(2016年2月17日現在)
SPECjbb2015は、Javaアプリケーションサーバ性能を測定するベンチマークとして業界で標準的に使われてきたSPECjbb2005、 SPECjbb2013の後継として開発されました。大量のデータをリアルタイムに処理していくことが求められるビックデータ時代に向け、SPECjbb2015は従来のスループット性能に加え、レスポンス性能を性能指標として追加しています。具体的には従来のスループット性能を示すmax-jOPSに加え、所定のレスポンス時間要件を満たすタスクのスループット性能を示すcritical-jOPSを測定します。
ベンチマークテストの詳細および最新情報は、SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)をご覧ください。
[注記事項]
掲載内容は発行日時点のものです。