SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。
SPARC Enterprise™ M3000は、ミッションクリティカルに求められる高性能・高信頼性を2Uサイズに凝縮。省スペース化に加え、省電力や静音性などのエコロジーも徹底追求しています。地球温暖化防止への対応が求められる中、環境負荷低減に貢献できるエントリーサーバです。
SPARC Enterprise M3000は、当社の高密度実装技術と冷却技術により開発された最新エコロジーサーバです。低消費電力を実現した「SPARC64 VII+」や高効率電源など、省電力コンポーネントを採用。また、温度に応じた最適なファン回転数の制御や、CPUやメモリなど発熱しやすいコンポーネントを集中的に冷却するエアダクトの装備により、筐体内を静音かつ効率よく冷却できます。その結果、従来製品(注1)と比べ、50%以上のスペースや消費電力を削減しました。性能の向上と合わせて、CO2の年間排出量を約67%削減できます。
(注1)PRIMEPOWER 450(4U)比
(注2)100VAC電源の場合
(注3)25℃環境下、値は設置環境・温度により変化
(注4)当社の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/仕様規制、省エネルギー、環境情報の提供など)の基準を満たしたグリーン製品。さらに、従来製品と比べて性能、電力比を約67%改善しており、スーパーグリーン製品と認定。
SPARC Enterprise M3000は、他社4コアサーバと比較して、最も優れたエコロジーサーバです。お客様のITシステムの運用コスト削減に加え、地球環境の負荷低減に貢献いたします。
SPARC Enterprise M3000 | HP Integrity rx2800 i2 | IBM Power 710 Express | |
---|---|---|---|
スペース | 2U | 2U | 2U |
最大消費電力(注5) | 505W | 798W | 650W |
(注5)100VAC電源の場合
SPARC Enterpriseは、サーバ電源のON/OFFを予約できる、スケジュール運転機能を標準で提供しています。
本機能を使用すると、夜間使用しないサーバの電源は自動的にOFFにして、朝、業務が始まる前に自動的にONにする、という運用が可能になります。
当社従来サーバからSPARC Enterprise M3000に移行して、夜間や休日に電源をOFFすることで、トータルで70%も電力消費量およびCO2排出量を削減できます。
(注6)スケジュール運転は、18時間/日、240日/年運転で試算
SPARC Enterpriseがサポートしている仮想化機能「Solarisコンテナ」を使用して、稼働率の低いサーバをSPARC Enterprise M3000に集約することもできます。サーバ集約すると、稼働するサーバの台数を減らすことができるので、電力消費量やCO2削減につながります。
SPARC Enterpriseによるサーバ集約/統合については「サーバ統合に最適なSPARC Enterprise」で詳しく紹介していますので、合わせてご参照ください。