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Fujitsu

Japan

Oracle Solarisコンテナで簡単運用、コスト削減!

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。

最新のSPARC/Solarisを使用されていますか?
まだSolaris 8やSolaris 9のシステムをご使用のお客様には、是非、最新の高性能・高信頼UNIXサーバ「SPARC Enterprise」と、「Oracle Solaris 10」 「Oracle Solaris 11」への移行をお奨めいたします。最新システムへの移行により、最新プロセッサによる高性能化や、低消費電力/省スペースによる運用コスト削減などを実現できます。
近年では、仮想化技術を活用することで、お客様の運用コストを削減する取り組みが注目されています。 「Oracle Solaris 10」 「Oracle Solaris 11」では、仮想化機能「Oracle Solarisコンテナ」を標準で提供しています。Oracle Solarisコンテナを活用したシステムの構築は、運用管理の軽減やコスト削減など、さまざまなメリットをもたらすでしょう。

「Oracle Solaris 10」「Oracle Solaris 11」利用によるメリット

Oracle Solaris 10の仮想化機能であるOracle Solarisコンテナは、OSを仮想的に分割して仮想Solaris環境(ゾーン)を構築することができます。CPUやメモリなどのハードウェアリソースを柔軟に配分することもできるため、サーバ統合に有益な機能です。さらに、Oracle Solarisコンテナは容易に複製が可能であり、これを活用することで、システムの運用面やコスト面においてもメリットを発揮します。

運用管理が簡単に

システムの運用管理において、バックアップや開発環境の追加にかかる時間の増大が課題となっています。
Oracle Solarisコンテナ上にシステムを構築すれば、Oracle Solarisコンテナの複製によりバックアップが可能となり、時間を短縮化できます。また、Oracle Solarisコンテナ上に作成した本番環境を同一サーバ上に複製することで、開発環境の追加が可能となります。新たにサーバを手配したり、OSやアプリケーション等のセットアップを行う必要はありません。
このように、Oracle Solarisコンテナの複製機能により、運用管理にかかる時間を大幅に削減することができます。

  従来環境   Oracle Solaris 10, 11環境
バックアップ作業
  • テープ装置等へのバックアップに長時間かかる。また、システム全体を停止する必要がある。
  • サーバのリブートに長時間が必要。
  • Oracle Solarisコンテナの複製機能により、短時間でバックアップが可能。システム停止は、バックアップ対象の仮想Solaris環境のみ。
  • 仮想Solaris環境のみのリブートであり、短時間で可能。
開発環境の追加
  • 新たなサーバの手配が必要。
    OSやアプリケーションのインストールやセットアップも必要。
  • 同一サーバ上に複製できるため、新たなサーバの手配が不要。
  • 本番環境の複製により、OSやアプリケーションのインストールやセットアップが不要。

ライセンスコストも低減可能

一般的なソフトウェアのライセンス費( 注1)は、ソフトウェアが動作しているサーバに搭載できる最大CPU(コア)数に依存しています。処理性能が向上した最新サーバに移行すると、既存システムよりも少ないCPU数で業務を稼動できるので、ライセンス費用の低減が可能です。
さらにOracle Solarisコンテナを使用した場合のライセンス費は、ソフトウェアが稼働している仮想Solaris環境(ゾーン)に割り当てられているコア数に依存します。Oracle Solarisコンテナで各ソフトウェアが使用するコア数を管理することにより、更なるライセンス費の低減が可能となります。

性能強化も簡単に

業務処理量の急激な増加に伴い、より高性能なサーバへの移行が必要となるケースでは、システムのインストールや環境設定など多大な工数が求められます。
移行元のシステムをOracle Solarisコンテナを利用して構築していれば、複製機能により、仮想Solaris環境(ゾーン)単位で移動することが可能です。移行先でのアプリケーションのインストールや環境設定が不要となり、短期間でシステムの性能強化を実現できます。

注1:ライセンスの考え方はアプリケーションによって異なります。