オープンサーバ・パソコンと連携する PRIMERGY 6000
PRIMERGY 6000は、Windows、UNIXなどのオープンサーバやパソコンとの多彩な連携機能を提供します。これらの連携機能を活用することにより、オープンサーバとのデータ連携やアプリケーション連携、データベースのレプリケーションなどが行えます。
また、業務データや帳票をインターネットで流通する各種の形式に変換することにより、取引先とのデータ受け渡しや営業所でのデータ活用などが行えます。
レプリケーションサービスは、PRIMERGY 6000同士やPCサーバのデータベースとの間で自動的にデータ同期を実現します。
PowerReplicationは、PCサーバで動作しOracle、またはSQL ServerのデータベースとPRIMERGY 6000のデータベース間でレプリケーションを実現します。
レプリケーションにより、プログラム開発することなくサーバ間のデータの受け渡しができます。さらに、PCサーバの豊富なパッケージや情報系ツールを利用してPRIMERGY 6000のデータ参照・更新処理や高度なデータ分析が実現できます。
非同期メッセージ通信(ACMSERVER)により、PRIMERGY 6000のアプリケーションとパソコンやPCサーバのアプリケーションがメッセージ通信で連携するシステムを構築できます。アプリケーションのインターフェースはACM会話サービスを採用しており、既存の業務プログラムを活用できます。
RDA-SV/TCPにより、データベースに蓄積された業務データをMicrosoft® Excel、Microsoft® Accessなどから検索や更新ができます。
また、ODBCに対応したソフトウェアからもアクセスができます。
PRIMERGY 6000では基幹業務を実行し、PCサーバで帳票の設計や生成、さらに電子帳票の一元管理を実現できます。
Systemwalker ListWORKS EE では電子帳票がPCサーバに即時に転送され、リアルタイムで電子帳票が参照できます。 また、FUJITSU Software Interstage製品の印刷機能を利用することで、支店などのプリンタにも帳票をすぐに印刷できます。
PRIMERGY 6000のSystemwalker ListWORKS EEとInterstage製品を組み合わせてシステムを構築できます。
CSVLinkは、データベースのデータをCSV形式のファイルに変換したり、CSV形式のファイルをデータベースに反映したりするソフトウェアです。
業務データをCSV形式に変換することにより、Microsoft® Excel、Microsoft® Accessなどでのデータ利用やオープンサーバとのデータ連携、業務データの集信、配信などを自在に行えます。
TXT-Linkは、PRIMERGY 6000の印刷データをテキストファイルに変換するソフトウェアです。
変換規則を定義することにより、印刷データをCSVファイルにも変換できます。変換されたデータは、パソコンのテキストエディタやMicrosoft® Excelなどで利用できます。
クライアント/サーバ型の運用形態では、パソコンのコマンドプロンプト画面から表示/印刷系コマンドを指定することで、コマンド起動、印刷データ変換、およびテキストファイル取出しの一連動作を実行します。
PCファイルサーバは、PRIMERGY 6000の多階層ライブラリをパソコンのネットワークドライブとして共有できるソフトウェアです。CSVLink、XML-Link、TXT-Link、PDFファイル生成オプションなどで変換したデータをPRIMERGY 6000から取り出したり、パソコン資源をPRIMERGY 6000に格納したりできます。
カスタムメイドプラス(PRIMERGY 6000)は、お客様のシステム導入を支援するサービスです。お客様先への納品前に、カスタムメイドプラスセンターでラックへの搭載やソフトウェアのインストールを実施します。
1台のラックに、PRIMERGYやETERNUSを混在搭載し、省スペース化を実現します。また、ソフトウェアインストールサービスを合わせて提供し、システムの確実な導入を支援します。