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Fujitsu

Japan

FUJITSU Server PRIMEFORCE 3000シリーズ
特長

特長

PRIMEFORCEは、高性能・高信頼な富士通メインフレームと利便性に富んだオープンサーバであるUNIX/PCサーバを一体化したハイブリッドサーバです。
PRIMEFORCEは、オープンサーバ・エリアとPRIMEFORCEエリアから構成されています。

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オープンサーバ・エリア

最大11台のUNIX/PCサーバを搭載

PRIMEFORCEには、当社UNIX/PCサーバであるPRIMEPOWER, PRIMERGYをシステム規模に合わせて最大11台まで搭載できます。高さ1U(約4.4cm)の薄型サーバやLinuxサーバの搭載もでき、用途に合わせた柔軟なシステムが構築できます。

ラック搭載型コンソール

PRIMEFORCE操作用コンソールに1Uタイプのラック搭載型コンソールをサポート、PRIMEFORCE操作用コンソールのほか、PCサーバ用コンソールとしても利用でき、省スペース化を実現します。
PRIMEFORCE操作用コンソールは、パスワードによるキーボードロックにより、誤操作や不正操作等を防止できるセキュリティ機能をサポートしています。

電源制御連動機構

PRIMEFORCEに搭載したUNIX/PCサーバは、スケジュール設定により各サーバ独自に電源の投入や切断ができるほか、PRIMEFORCEに同期させて電源制御することもでき、利用形態に合わせ、柔軟に運用することができます。
また、PRIMEFORCEでは時刻同期機構により各サーバのシステム時刻を自動補正することができます。

時刻同期機構

PRIMEFORCEに搭載されたUNIX/PCサーバも含め、システム時刻の自動補正を行うことができます。これによりサーバ間のアプリケーション連携を行っているシステムにおいて、タイムスタンプのズレを防止できます。

UNIX/PCサーバとデータ共用

PRIMEFORCE とUNIX/PCサーバ間で頻繁にデータのやり取りを行ったり、ファイルそのものを共用したりするシステムでは、ファイバーチャネルで接続された共用ディスク装置による構築が最適です。PRIMEFORCEには共用ディスク装置として、最大130GBまで搭載することができます。この共用ディスク装置は、ディスク搭載モデルでサポートいたします。

企業戦略の要、様々なデータを統合可能な高信頼・高性能ディスクアレイ

エンタープライズディスクアレイETERNUS8000 seriesは、ホストインターフェースにOCLINKおよび高速なデータ転送を実現するFCLINKをサポートしています。また、基幹IAサーバ/UNIXサーバ/PCサーバにも対応し、SAN(Storage Area Network)環境を利用した大規模なストレージ統合を実現します。異種サーバ間でのデータ共用、バックアップの統合、ストレージ運用の一元管理を可能とすることでROIの向上とTCO削減に貢献します。

マルチプラットフォームプリンタ

マルチプラットフォームプリンタ「PS5000シリーズ」は、ネットワーク接続と、チャネル接続をサポートしており、富士通メインフレーム/基幹IAサーバ/UNIXサーバ/PCサーバを同時に接続し、共有プリンタとして使用することが可能です。また、タッチ式のカラーオペレーションパネルを採用することにより、優れた操作性を実現しています。

PRIMEFORCEエリア

PRIMEFORCEのモデル構成

PRIMEFORCEは、拡張性と柔軟性に優れたシステム構築が可能な「スタンダードモデル」と、最大240GBまでの磁気ディスク装置を内蔵できる設置性やシステム導入コストの低減に優れた「ディスク搭載モデル」をご用意しています。

高性能・高信頼サーバ

PRIMEFORCE は、最先端のCMOSテクノロジー(130ナノメートル・ルール銅配線)を採用した高性能なCMOSプロセッサを搭載しています。スーパースカラ、アウトオブオーダ実行など高速化アーキテクチャーを採用したプロセッサチップに、二次キャッシュメモリも内蔵。これにより部品点数を大幅に削減し、企業情報システムの中核サーバとしての高性能、高信頼化を実現しています。また、専用のI/Oプロセッサ(IOP)はCPUに負荷をかけることなく、高速な入出力処理を実現します。
CPUをはじめ主要なプロセッサは、高密度実装技術を駆使したシステムボード上に集合搭載することで各ユニット間の距離を短縮し、より高速なデータ転送を実現するとともに装置の小型化や省電力化を図っています。

利便性に富んだ高速な記憶装置

主記憶装置と同等な高速なアクセス性能をもつ内蔵型のシステム記憶装置をサポートします。システム記憶装置はバッチ処理の高速化を図るエクセルバッチのデータ受渡し域、アプリケーション実行時の一時データセット域として利用することができる、利便性に富んだ高速な半導体記憶装置です。

ギガビットイーサネット標準装備

PRIMEFORCEには、ギガビットイーサネット対応の高速LAN(オープンネットワークアダプター:ONA)、および8ポートスイッチングハブを標準装備しています。PRIMEFORCEと各種サーバやI/O装置を高速LAN接続することができます。

内蔵通信制御処理装置

PRIMEFORCEは、内蔵型の通信制御処理装置を搭載でき、INSネット64を含む各種回線を最大32回線まで接続できます。

磁気テープ装置

36トラック対応の1/2インチカートリッジ磁気テープ装置に加え、LTOテープ装置をサポートしています。1/2インチカートリッジ磁気テープ装置は、カートリッジを5巻/10巻まで自動ハンドリングできるオプションの自動装填機構により、テープハンドリングの負荷を軽減できます。
LTOテープ装置は、1/2カートリッジ磁気テープ装置に比べ、性能で1.4倍、記憶容量で約170倍と、高速かつ大容量データの保存ができるテープ装置です。

内蔵型ディスクアレイ

ディスク搭載モデルには、ファイバーチャネル(FCFA:Fibre Channel File Adapter)によるマルチパス接続をサポートしています。RAID方式を採用した内蔵型の磁気ディスク装置は最大240GBまで拡張でき、省電力と省スペース化を実現できます。

PRIMEFORCEの高信頼化技術

高集積度テクノロジ、高密度実装技術による部品点数の削減に加え、豊富なRAS機能を装備、プロセッサ内部には故障によるデータ破壊を防止するために、キャッシュメモリ部の縮退機構やECC機構、演算部や制御回路等のエラー検出回路を豊富に実装しています。
たとえば、演算処理中にエラーを検出するとプロセッサは命令を自動で再実行します。また、主記憶装置やシステム記憶装置ではECC機構に加え、メモリ素子の固定障害に対しての交替チップ自動割当機構や、定期的にメモリ内部の故障を調べるパトロール機構を標準装備しています。
制御系ではインターフェース部へのECC機構や三重化多数決論理の採用により、連続運転に向けた障害の未然防止に努めています。
PRIMEFORCEには電源設備からの給電系統が一系統および二系統の両方に対応できるように電源部の冗長構成を標準装備しています。また、電源部にログ機構を装備しており、万一の障害発生時にも迅速な情報収集や解析により早期に復旧することができます。

サービスプロセッサ(SVP)

SVPはPRIMEFORCEの設定情報や初期診断、さらに電源投入から切断までの動作状態を監視する専用プロセッサです。PRIMEFORCEではSVP部品の集積化を行い、高信頼化を実現しています。

省スペース/TCO削減

PRIMEFORCE はCMOSテクノロジーを全面的に採用することにより設置面積を小さくした省スペース設計や低消費電力によるランニングコスト削減ができます。また、磁気ディスク装置や磁気テープ装置の内蔵化により、システム全体での省スペース/TCO削減を図ることができます。