【変革のキーテクノロジー】持続可能な社会に向けたビジネス変革を成功へ導く5つのキーテクノロジー

ビジネスと社会に持続可能な変革をもたらすにはテクノロジーの活用が不可欠です。テクノロジーイノベーションは、企業があらゆる変化に耐えうるレジリエンスを構築するのに最も効果的な方法の一つです。

トップを維持したい組織は、イノベーションを起こす際、当然のことながら明確な技術戦略を持つ必要があります。未来に備える唯一の方法は、経済、環境、政治、社会など、私たちではコントロールできない外的要因の変化に対し、十分なレジリエンスを確保することです。しかし、イノベーションを成功に導くには、課題を解決するために最も効果的であるテクノロジーをもとにゼロから戦略を立て、シーズを模索し、事業化から業務へと落とし込むことが必要であり、一社でそれをやりきることは大変困難です。

デジタルイノベーションの成功にはどのようなユースケースがあり、そのキーとなるテクノロジーとはどのようなものでしょうか。フジトラニュースでは、全6回の連載でお届けします。初回である今回は、その概要についてご紹介します。

目次
  1. 創造的破壊と差別化:デジタルイノベーションを加速し、一歩先を行く
  2. 富士通の5つのキーテクノロジー
  3. 富士通は、テクノロジーによって未来を描き、お客様に提案します

創造的破壊と差別化:デジタルイノベーションを加速し、一歩先を行く

社会が求める新たな要望を満たすためには、バランスのとれた基盤のもと、自社の強みにフォーカスし、デジタルイノベーションに取り組むことが必要不可欠です。しかし、そのような基盤のもとで適切なツールを組み合わせ、イノベーションを加速するためには多くの課題を解決する必要があり、またコストがかかることも事実です。

富士通は、社会が求めるデジタルイノベーションの実現に向けて、主要なパートナーや学術機関と協力しながら、膨大な研究開発とソリューション開発を行い、ビジネスアプリケーション基盤の実用化に努めています。新しく生まれてくるテクノロジーから最適なものを選別し、そして価値へと転換させるまでの複雑で膨大なプロセスをお客様に代わり実践しています。

富士通の5つのキーテクノロジー

Fujitsu Technology and Service Vision(FT&SV)では、5つのキーテクノロジーによるサステナブルな未来の実現について提言し、富士通の長期的な研究開発テーマなどをご紹介しています。5つのキーテクノロジーとは、コンピューティング、AI、ネットワークテクノロジー、データ&セキュリティ、コンバージェンステクノロジーを指します。これらのテクノロジーを活用して、現在から未来へと変革し続けることでビジネスや社会に成果をもたらします。
富士通では、これら5つのキーテクノロジーを軸に、サステナブルな変革に向けて実践的なビジネス価値を生み出すソリューションをご用意しています。

ソリューションが生み出す価値(例)

Fujitsu Uvanceのサステナビリティ変革ソリューションは、5つのキーテクノロジーの中から厳選されたテクノロジーに根差しています。お客様はサービスとは別に、社会的実証実験(PoC)を実行したり、デザイン思考を活用した共創ワークショップに参加して技術的な適合性等を評価することも可能です。

富士通は、テクノロジーによって未来を描き、お客様に提案します

適切な“破壊的”テクノロジーを導入することで、お客様が抱えている課題を解決し、お客様のビジネス戦略を推し進めます。お客様の多くは、最先端テクノロジーを活用することで将来的に競争力のある差別化を図りたいと考えられている革新的な企業か、あるいは、確立されたテクノロジーソリューションを探しているアーリーアダプターではないでしょうか。富士通はお客様に寄り添いながら、お客様が最適な技術戦略のもと適切なツールの組み合わせを見つけ、お客様の課題を解決し、望むビジネス成果を達成されることを支援してまいります。

Fujitsu Services Europe 副社長兼 CTO
John Walsh(ジョン・ウォルシュ)

富士通を25年以上勤務し、現在はCTOとして、テクノロジーの活用による持続可能な変革をすべく、デジタルトランスフォーメーションの支援に情熱を注いでいます。

  • この記事はFujitsu Blogに掲載された「Sustainability Transformation depends on the right mix of technologies」の抄訳です。
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