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Fujitsu

Japan

エミー賞受賞

 当社は、米国テレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts & Sciences)より、「70th Annual Technology & Engineering Emmy® Award(エミー賞)」を受賞しました。
 エミー賞は、米国のテレビ番組ほかテレビに関連する様々な業績に対して贈られるものです。その中で当社が受賞した 「Technology & Engineering Emmy® Award」 は、テレビの技術、工学的側面に対して優れた発展や貢献をもたらした個人や企業に与えられます。
 このたびの受賞は、リアルタイム映像伝送における当社独自のIPネットワーク誤り訂正技術が、低コストかつ高品質な映像伝送を可能にし、長年にわたり米国の放送市場において、お客様のネットワークインフラの変革に寄与してきたことが評価されたものです。


受賞式出席者一同



【エミー賞の授賞式】
授賞式は、米国ラスベガスにて2019年4月7日(現地時間)に執り行われました。

≪業績≫
 IPネットワークの実用化が進み、放送局でもインターネット経由の映像伝送へのニーズが高まる中、中継放送や撮影した映像を編集用に局へ送付する際に、インターネット回線へのアクセス集中などに起因するパケットロスが映像乱れを引き起こし、その対応が重要な課題となっていました。そこで、当社ではデータの品質が保証されない回線においても高信頼な映像伝送を可能にする独自の誤り訂正技術を開発し、高いエラー訂正能力を実現しました。本技術を「FUJITSU Network リアルタイム映像伝送装置 IPシリーズ」(以下、IPシリーズ)に実装し、2007年より米国顧客向けに販売を開始しました。そして、現在では米国放送市場で広く普及しています。 本IPシリーズの製品は、放送局の映像伝送に適応する高画質対応のプロフェッショナルモデルから、映像監視用途に用いられる汎用モデルまで用途に合わせたラインナップを提供しています。そして、国内外の放送事業者をはじめ、官公庁や各種企業などの多様な映像配信システムへ5万台以上が採用されています。


授賞式の様子





トロイフィーと表彰状