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Fujitsu

Japan

I/Oインターフェースに最新技術を採用

SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。


関連製品:SPARC Enterprise M3000, M4000, M5000, M8000, M9000


従来のI/Oインターフェースは、パラレル転送方式が主流でした。しかし、データ転送量の増加や転送速度の高速化に伴い、現在ではシリアル転送方式が主流となってきています。
SPARC Enterpriseは、シリアル転送方式を採用した最新インターフェースである、PCI ExpressやSASに対応しています。

PCI Expressの採用

SPARC EnterpriseではPCIバスにPCI Expressを採用しています。シリアル転送方式のPCI Expressは、高速データ転送が可能な最新の拡張インターフェース規格です。

PCI Expressは、point-to-point接続による片方向2.5Gbpsの高速な通信経路を双方向に持っています。この双方向の通信経路を1レーンと呼びます。

SPARC Enterpriseでは、最大8レーンで構成されるPCI Expressスロットをサポートし、1スロットあたり5GB/s注1 のI/O帯域幅を実現します。PCI Expressの採用により、高速なPCIカードの性能要求に応えます。

注1:実際には、8bitのデータを10bitのデータとして転送を行うので、最大転送レートは5GB/s×(8/10) = 4GB/sとなります。

SASディスクの採用

ハードディスクには、シリアル転送方式のSAS(Serial Attached SCSI)を採用しています。SASは、従来のSCSIの高い信頼性を保ちつつ、高性能化・小型化した、最新のストレージインターフェース です。

ディスクごとに最大3Gbpsの帯域幅のpoint-to-point接続が可能なので、高速データ転送を実現します。また2.5インチと小型で高密度なディスクのため、小さいスペースに多くのディスクを搭載することが可能です。