SPARC Enterpriseの本体装置は販売を終了しました。
本製品の後継機種はSPARC Serversです。
SPARC T4プロセッサはチップ上にメモリコントローラ、PCI Express 2.0インターフェースおよび10Gbit Ethernetインターフェースを内蔵しており、最新のアーキテクチャに対応しています。
外部に専用のI/O制御コントローラを持たないので、部品点数が減り、耐故障性が向上しています。
プロセッサにメモリコントローラを内蔵しています。CPUチップからダイレクトにメモリに接続しているため、メモリ性能が向上します。
SPARC T4は、1つのCPUチップに2つのメモリコントローラを内蔵しています。1つのコントローラからは2本のメモリバスをサポートしており、それぞれ最大4枚のDDR3 DIMMを搭載可能です。
プロセッサにPCI Express 2.0のインタフェース(PEU:PCI Express Unit)を内蔵し、I/O性能を向上しています。
プロセッサに内蔵されたネットワークインターフェースユニット(NIU)を通じて、2つの10Gbit Ethernetインタフェース(XAUI(注1))を提供します。プロセッサから直接ネットワークに接続するので、ネットワーク通信を高速に行えます。Solarisコンテナ使用時にも十分なネットワーク帯域を提供します。
注1:XAUI(10 Gigabit Attachment Unit Interface)とは、10Gigabit Ethernetインターフェース規格。