2023年7月20日
富士通コミュニケーションサービス株式会社

「2023年度カスタマーサポート表彰制度」において特別賞(価値創造)を受賞

 富士通コミュニケーションサービス株式会社(代表取締役社長:金井 美紀和、所在地:神奈川県横浜市)は、企業における顧客戦略の充実と、それに伴うカスタマーサポートの推進・発展に寄与する取組みを審査・表彰する「カスタマーサポート表彰制度」(主催:公益社団法人企業情報化協会)において、特別賞(価値創造)を受賞しました。

 本表彰制度は、「顧客に対するサポートサービスに関して、創意工夫や先進的試みを行い、顧客満足度の向上や課題解決を図ることによって経営に優れた貢献をし、カスタマーサポートの推進・発展に寄与したと認めうる企業・機関・団体の当該組織」が表彰されるものです。
 当社は、2023年の本表彰において「高付加価値サービスを提供する価値創造型センターへの取組みと、対象顧客への課題解決や利便性向上、経営の貢献が認められる企業」へ授与される『特別賞(価値創造)』を受賞いたしました。
 当社は今後も引き続き、富士通グループのワークライフシフトを支え、業務のさらなる高度化を目指し、これからも高付加価値なサポートの提供に努めてまいります。


  • テーマ : フルクラウド化による改革で従業員幸福度の高い価値創造型センターへ

    【公益社団法人企業情報化協会による当社への評価コメント】

    同社の「富士通お客様総合センター」では法人・個人向け窓口として製品やサービスに関する全ての問い合わせを受けている。窓口の集約などにより年々問い合わせ件数が増加する中で、お客様の声をビジネス拡大につなげられていない課題を抱えていたが、今回、高付加価値サービスを提供する新しいセンターの改革に向けた三つのテーマに対する取組みを行った。

    ①富士通のOneCRMデータドリブン
     全社で横断的に利用しているCRMを改修してセンター主導で新規商談化の仕組みを構築。問い合わせ 情報を活用し、センター主導の商談推進・獲得によってビジネス拡大に貢献し、コストセンターからプロフィットセンターへの転換に成功させている。
    ②コールセンター基盤のフルクラウド化
     オンプレミスで運用していたコールセンター基盤をクラウドへ移行。基盤の老朽化対応だけではなく、大規模センターながら5割のテレワークを実現すると共に、BCP対策の基盤となっている。またこの移行中と移行後の期間、KPIの遵守を続けられたのは大きな成果である。
    ③富士通グループ代表電話の集約
     富士通グループの働き方改革が継続できるよう、「富士通お客様総合センター」にて全国の営業支社・支店90拠点の代表窓口を集約。これによってセンターがお客様とのビジネスを繋ぐ役割を担うことになり、従業員のウェルビーイング実現へ大きく貢献している。
     価値創造型への転換によるこれらの取組みによって、富士通グループ従業員の多様な働き方が可能となり、従業員満足度向上が実現した。一方センターにおいても、自宅でもセンターと同じコミュニケーションが取れるようになってテレワークの不安が解消され、エンゲージメントの向上につながっている。これらの取組みと成果を評価して、特別賞(価値創造)を授与するものとする。

    今後はこれらの取組みをグループ全社へ浸透させるのと、新テクノロジーの利用や連携とそれらを絡めた新しい取組みによって高付加価値サポートを提供し、業務高度化と業務の幅を広げてさらなるビジネス貢献につながることを期待する。

    【関連Webサイト】

    公益社団法人企業情報化協会「カスタマーサポート表彰制度」

    【報道関係者お問い合わせ先】

    富士通コミュニケーションサービス株式会社
    経営企画室(広報担当)
    TEL:050-3161-4071

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