工場、工作機械、車輌、倉庫、物流システム…。「固定資産」は重要な経営資源です。
付加価値を生み、企業を守るフリーキャッシュフローの源泉となります。
グループ企業すべての固定資産を正しく管理し、将来も見据えた最適な投資ができる、富士通はそんな「強い企業」を創ります。
GLOVIA SUMMITシリーズはオンプレミスでの提供に加え、SaaSサービス GLOVIA SUMMITクラウドとして同シリーズの標準機能を提供しています。さらにGLOVIA SUMMITの部品を活用してお客様の固有業務要件に対応するPaaS型サービスも兼ね備えています。
的確な意思決定や投資を行うためには、資産情報を正確に把握し、資産の有効活用を図ることは非常に重要です。「固定資産管理システム」は、コストの削減や、企業グループ全体のムダを無くすことができます。
複数の固定資産情報を一度の処理で登録/異動/除却できます。たとえば、固定資産の再配置計画に沿った部門/事務所単位移動や市区町村合併に伴う申告先の変更など、固定資産の管理項目を一括して変更可能。グループ会社再編時の異動も除却/登録でスムーズに行えます。また、税務会計、償却資産税申告、企業会計など、目的に応じた償却計算が行えます。さらに、建設仮勘定や償却シミュレーションに加え、減損会計にも対応します。
20種類の管理コードに、経理部門や管理部門が必要とする情報を登録し、抽出条件として使用できます。たとえば、抽出結果を表計算ソフトと連携することにより、非定型なデータ分析やデータの二次加工も容易。また、帳票形式の電子データを保存し、プレビューすることも可能。画面上で確認できるので、作業の効率化はもちろん印刷コストの低減も図れます。
既存システムとの連携が可能なオープンなインタフェースを用意しておりますので、既存の会計システムを活かしながら固定資産管理システムの導入が可能です。
また国産パッケージのため、度重なる制度改正にも確実且つ迅速に対応し、最新の業務環境をご提供します。
「固定資産管理システム」は、大量の物件を高速に処理する仕組みを実現(特許出願中)。また、固定資産勘定への振替を支援する建仮管理機能や、勘定と資産の管理を支援する会計連携など、機能も充実。固定資産管理業務における多様なニーズに幅広く対応します。
2006年3月期決算から減損会計が完全導入されました。固定資産管理システムでは、「資産のグルーピング」、「資産グループごとの減損損失額の各資産への按分・記録」、「減損後の帳簿価額での減価償却計算」といった減損会計における煩雑な処理を正確かつ効率的に行うことができます。
部門・事業所や、お客様独自の管理情報を設定できる管理コード(20種類)を使用して任意にグルーピングを行えます。減損損失額算出のための必要な情報を抽出できます。
Excelテンプレートを使用して資産グループごとの減損損失額を各資産に自動的に按分し、システムに反映させることができます。(手動での按分・按分額の調整も可能です)
減損後の帳簿価額での減価償却費の計算を行うとともに、法人税・償却資産税の規定に準拠した減価償却計算も行います。(合計4種類の償却計算が可能です)