Skip to main content

Fujitsu

Japan

ポラス株式会社 様 導入事例 2

このページの情報は、2006年に掲載されたものです。
最新情報は、GLOVIAトップページよりご覧ください。

GLOVIA/SUMMITの導入で、グループ企業の会計業務集約を実現

新たな会計業務基盤に「GLOVIA/SUMMIT」を採用

システム再構築に向けて、同社では製品の選定作業に取りかかった。「良さそうな会計パッケージがあると聞けば、とりあえず全部チェックしましたね」と原島 氏は当時を振り返る。最終的に数製品にまで候補を絞り込み、さらに綿密な検討を実施。その結果選ばれたのが、富士通の会計統合ソリューション「GLOVIA/SUMMIT」である。

GLOVIA/SUMMITは月間500万件ものデータを取り扱える上、秒単位のデータ照会も可能である。この大容量・高性能を活かせば、今後グループのビジネスが拡大を続けたとしても、能力不足に陥る心配はまったくない。

しかもGLOVIA/SUMMITには会計専用のデータハウスである「FDWH(Financial Data WareHouse)」が搭載されており、セグメントやプロジェクト単位での分析が容易に行える。会計データの戦略活用を推進していく上で、このことは大きなメリットとなる。

さらにGLOVIA/SUMMITには、複数企業の会計処理を1サーバで行う機能も備わっている。これによりグループ会計業務の効率化・標準化を実現することが可能。戦略的なグループ経営を推進する上でも、多大な効果が期待できる。オフコン時代からグループ22社の会計業務を本社一括処理していた同社にとって、まさにピッタリの製品だったのである。

「当時はようやくERPが普及しはじめた頃で、機能的に不十分なパッケージも多かった。たとえば、標準装備されているのは財務会計の基本機能だけで、債権・債務のモジュールが用意されていなかったりといった具合です。その点GLOVIA/SUMMITは当社の業務要件をほぼカバーしており、移行についての不安も感じませんでした」と原島 氏。また半田 氏も「蓄積された会計情報を元にして、様々な視点から管理が行えるというのも非常に魅力的でした。まだ製品が出て間もない時期ではありましたが、『GLOVIA/SUMMIT』で行こうと決めました」と続ける。

拠点入力とシステム間連携で会計データを迅速に集約

ポラスグループの会計システム概要図

GLOVIA/SUMMITによる新会計システムは、西暦2000年を間近に控えた1999年11月より本稼働を開始した。基幹システムの切り替えでは並行稼働期間を設けるケースが多いが、ポラスグループではあえてこのタイミングで全面切り替えを実施した。

「GLOVIA/SUMMITの導入を契機として、仕事の進め方を従来とは変えたいと思っていました。なにしろ旧システム時代には、月末の締め作業の時期が近づくと、遅くまで家に帰れないことも多かったですからね。どうせやり方を変えるのなら早い方がいいだろうということで、並行稼働は行いませんでした」と半田 氏は説明する。

実は月次の締め作業に多大な工数と時間が掛かっていたのには訳がある。旧システム時代には、関連子会社からの会計情報収集作業が、ほぼ紙帳票ベースで行われていた。一度各子会社で集計した情報を帳票に打ち出し、再度本社経理部門で手入力していたのである。「一部のデータはOCRによる投入も行っていましたが、基本的にはすべて手作業でした」と原島 氏は語る。これではスピードを上げていくにも限界があるし、経理部門の業務負担も増すばかりだ。

そこで新会計システムでは、現場のデータを可能な限り早く集約することに力が注がれた。関連子会社各社にはクライアント/サーバ型の入力システムを構築して配付し、拠点から直接データを投入する方法に変更した。また「Microsoft Excel」や「Microsoft Access」などで既に電子データ化されている情報については、そのまま会計データに変換してGLOVIA/SUMMITに投入する仕組みを構築している。

「さらに従来は行われていなかった他業務システムとのデータ連携も実施しています。現在では売上管理システムや原価管理システムのデータを日次でGLOVIA/SUMMITと連携させ、データ集約のスピード向上を図っています」(原島 氏)。

並行稼働なしの一発切り替えということで、当初は多少の混乱もあったという。しかしこの困難にあえて立ち向かったことが、会計業務プロセス改革の実現につながったのである。

ページを移動

GLOVIA SUMMITのお問い合わせ & 資料ご請求

Webでのお問い合わせ

入力フォーム

当社はセキュリティ保護の観点からSSL技術を使用しております。

お電話でのお問い合わせ

0120-933-200 富士通コンタクトライン(総合窓口)

受付時間 9時~17時30分
(土曜・日曜・祝日・当社指定の休業日を除く)