重要なお知らせ
2015年4月28日
お客様各位
平素は、富士通製ストレージネットワーク製品(スイッチ)をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。
ファイバチャネルスイッチにデバイスを8Gbit/s の速度で接続する場合、安定した通信を行うためにFillword 設定(注1)が必要な場合があります。Fillword設定によっては伝送路に故障が発生していない場合でも環境や接続機器・構成によっては伝送エラーが発生する場合があります。
Fillword 設定の初期値は、
Mode 0 : Link Init/Fillword = Idle/Idle
になっています。
一般的な8Gbit/s のデバイスはARB(ff)で動作するため、それらと8Gbit/s で接続する際には、
Mode 3: ARB(ff)/ARB(ff)が失敗した場合、Idle/ARB(ff)
への設定変更を推奨します。
ファイバチャネルスイッチはFOS6.3.1a以降、ポート毎に接続デバイスに合わせてFillwordの設定をIdleとARB(ff)から選択可能となっています。
伝送エラーを防止するため接続先デバイスに合わせたポート毎のFillword設定をご検討ください。
なお、8Gbit/s接続デバイスであってもMode 3以外の設定が必須の場合があります。
設定変更、詳細については弊社サポート窓口までお問い合わせください。
(注1)Fill word とはデータフレーム間に埋め合わせとして送られる信号(Ordered Set)のことで、"Idle" というフォーマットと "ARB(FF)" というフォーマットが使用されます。元々、4Gbit/s を使用する際には "Idle" が使用されていましたが、8Gbit/s ではより電磁放射を抑え、伝送エラーに耐性のある "ARB(FF)" が推奨されています。 "Idle", "ARB(FF)" はリンクのInitialize 時にも使用されます。
販売中の製品
ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200 series |
ETERNUS SN200 モデル140
ETERNUS SN200 モデル600 |
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SANバックボーン(注2) | Brocade DCX8510-4
Brocade DCX8510-8 |
エクステンションスイッチ | Brocade 7800 |
販売を終息した製品
ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200 series |
ETERNUS SN200 モデル630
ETERNUS SN200 モデル660 |
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SANバックボーン | Brocade DCX
Brocade DCX-4S |
(注2)エクステンションブレード、64ポートブレード搭載時