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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Japan

重要なお知らせ

2015年4月28日

ファイバチャネルスイッチのFillword設定についての注意事項

お客様各位
平素は、富士通製ストレージネットワーク製品(スイッチ)をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。

ファイバチャネルスイッチにデバイスを8Gbit/s の速度で接続する場合、安定した通信を行うためにFillword 設定注1が必要な場合があります。Fillword設定によっては伝送路に故障が発生していない場合でも環境や接続機器・構成によっては伝送エラーが発生する場合があります。

Fillword 設定の初期値は、
Mode 0 : Link Init/Fillword = Idle/Idle
になっています。
一般的な8Gbit/s のデバイスはARB(ff)で動作するため、それらと8Gbit/s で接続する際には、
Mode 3: ARB(ff)/ARB(ff)が失敗した場合、Idle/ARB(ff)
への設定変更を推奨します。
ファイバチャネルスイッチはFOS6.3.1a以降、ポート毎に接続デバイスに合わせてFillwordの設定をIdleとARB(ff)から選択可能となっています。

伝送エラーを防止するため接続先デバイスに合わせたポート毎のFillword設定をご検討ください。
なお、8Gbit/s接続デバイスであってもMode 3以外の設定が必須の場合があります。
設定変更、詳細については弊社サポート窓口までお問い合わせください。

(注1)Fill word とはデータフレーム間に埋め合わせとして送られる信号(Ordered Set)のことで、"Idle" というフォーマットと "ARB(FF)" というフォーマットが使用されます。元々、4Gbit/s を使用する際には "Idle" が使用されていましたが、8Gbit/s ではより電磁放射を抑え、伝送エラーに耐性のある "ARB(FF)" が推奨されています。 "Idle", "ARB(FF)" はリンクのInitialize 時にも使用されます。

対象ストレージネットワーク機器(スイッチ)製品一覧

販売中の製品

ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200 series
ETERNUS SN200 モデル140
ETERNUS SN200 モデル600
SANバックボーン注2 Brocade DCX8510-4
Brocade DCX8510-8
エクステンションスイッチ Brocade 7800

販売を終息した製品

ファイバチャネルスイッチ
ETERNUS SN200 series
ETERNUS SN200 モデル630
ETERNUS SN200 モデル660
SANバックボーン Brocade DCX
Brocade DCX-4S

(注2)エクステンションブレード、64ポートブレード搭載時

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