ETERNUS トピックス
2014年4月3日
ディスク上で仮想的にテープ運用を行う事により、テープバッチ処理時間の大幅な短縮と設置スペースの削減を可能とする「ETERNUS VT600 バーチャルテープ」は、内部コンポーネントを一新し、モデル名も新たに2014年4月3日より販売開始いたしました。
モデル | Model 50 S4 | Model 300 S4 | Model 700 S4 | |
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キャビネット数 | 1 | 2 | ||
仮想ドライブ数 | 8 | 32, 48, 64 | 64 ~ 256 | |
論理ボリュームサポート数 | 最大3,000 | 最大100,000 | 最大500,000 | |
テープボリューム
キャッシュ容量 |
522GB, 923GB | 618GB ~ 3.2TB | 625GB ~ 15.8TB | |
ホストインターフェース | ドライブインター
フェースタイプ |
OCLINK | OCLINK, FCLINK
(注1) |
|
ドライブパス数 | 4 | 4, 6, 8 | 4 ~ 16 | |
搭載物理
ライブラリ |
サポート
物理 ドライブ (注2) |
LTO Ultrium4 または、 LTO Ultrium5 ドライブ
(注3) |
テープライブラリの標準搭載なし
ETERNUS LT270 S2 テープライブラリが接続必須 (VT600接続用のETERNUS LT270 S2の詳細は、VT600の仕様・諸元を参照ください) |
|
サポート
物理 ドライブ数 |
2 | 2, 4 | ||
物理テープ
収納巻数 |
17 | 57, 84 | ||
搭載ライブラリ数 | 1台 | |||
外形寸法 (W × D × H) | 747 × 1,066 × 1,800mm | 747 × 1,066 × 1,980mm | 1,484 × 1,066 × 1,980mm (注4) |
(注1) FCLINK接続の場合、ETERNUS FCLINK Switch経由または、直接接続 (GS21 2400/2600 のみ)が可能
(注2) WORMタイプのカートリッジテープは使用不可
(注3) 暗号化機能は未サポート
(注4) 外形寸法には、ETERNUS LT270 S2 テープライブラリを含まず
FUJITSU Storage ETERNUS VT600 バーチャルテープ ラインナップ
ETERNUS VT600 Model 700 S4は、高速FCLINK(8Gbit/s)をサポートし、メインフレーム(GS21 2400/2600 接続時)との直接接続を可能にしました。
ETERNUS VT600は、Native Export / Import機能(オプション)により、ETERNUS LT80 S2 テープ装置と互換のあるSL形式(スタンダード・ラベル形式)でカートリッジテープへの書き出しができます。
運用サイトに設置されたETERNUS VT600からカートリッジテープに書き出したデータをETERNUS LT80 S2 テープ装置でリストアできるので、安価な災害対策システムを構築することができます。
バックエンドライブラリ ETERNUS LT270 S2 テープライブラリの「暗号鍵管理オプション」を使用することでカートリッジテープ毎に暗号化することができます。外部排出カートリッジの紛失や盗難時の情報漏えいを防止し、データのセキュリティを強固にします。