ETERNUS トピックス
2013年10月7日
近年、画像データなどの非構造型データの急増に加え、法規制や内部統制の強化に対応したデータの長期保存、データ保護や災害対策を目的として複製データの作成や遠隔地データ退避がバックアップ必須条件となってきています。
これらの要件にお応えするべく、FUJITSU Storage ETERNUS CS2000NSは内部コンポーネントの冗長化による高信頼性に加え、ディスクとテープの2階層の構成で 、データ保全性の向上とデータ保管効率の高いバックアップ・アーカイブソリューションを提供します。
キャビネット数 | 2 ~ 5 | |
---|---|---|
ネットワーク
インターフェース |
サポートプロトコル | NFS, CIFS |
インターフェースタイプ | 10/100/1000BASE-T,10GbE | |
インターフェース数 | 4 ~ 16 | |
RAID容量 | SAS HDD/RAID5 | 17.6 ~ 310.4TB |
NL-SAS HDD/RAID6 | 66.8 ~ 1,342.4TB | |
ファイル(注1) | ファイルシステム数 | 最大 62 |
ファイルグループ数 | 最大 2,048 | |
ファイル数 | 最大 2,000,000,000 | |
バックエンド
テープライブラリ(注2) |
インターフェース | FC (8Gbit/s) |
接続テープライブラリ | ETERNUS LT270 S2(接続必須) | |
サポートライブラリ数 | 最大10台 | |
テープライブラリ容量 | 最大10.3PB | |
テープドライブタイプ | LTO Ultrium5 | |
サポートドライブ数 | 最大64台 | |
外形寸法(W×D×H)(注3) | 3,500 × 1,075 × 2,008 mm |
(注1) CS2000NS 1台あたりのサポート数で、バックアップソフトウェアにより使用可能数が異なる場合があります。
(注2) 接続するテープライブラリ数、テープドライブ数によって、別途ファイバチャネルの手配が必要になります。
(注3) 突起物を含みます。キャビネット5台、RAID容量最大構成時の値です。バックエンドライブラリは含みません。
1次階層にRAIDディスク、2 次階層にテープを配置し、大容量なデータを格納できます。
HSM(注4) 機能によって、クライアントからのアクセス頻度が高く、また新しいデータはRAIDディスクに保存、それ以外のアクセス頻度の低いデータはテープに保管してデータの階層管理を行います。
これにより、データ容量が年々増大化しても、最適な階層に自動配置するので効率的なバックアップが可能に、投資コストを抑制します。
(注4) Hierarchical Storage Management
ホストインターフェースのLANポートをPool化しているため、LANポート及びフロントプロセッサが故障した際、別のポートへの切り替えが可能。これにより、ハード故障時も継続したアクセスが可能です。
また、フロント及びバックエンドのプロセッサや電源、ファン等の内部コンポーネントを二重化し、片方のコンポーネントが故障した場合でも別のコンポーネントで運用を継続します。
最大1.3PBのRAIDディスクと最大約10PBのテープライブラリへのデータ格納で拡張性に優れており、大容量データの長期保存をローコストで実現します。
10/100/1000BASEと10ギガイーサネットをシステム環境に合わせ選択可能です。
また、NFS(UNIX)、CIFS(Windows)といった標準的なファイルアクセスプロトコルをサポートしており、データファイルの統合や、異種OS間でのファイル共有が可能です。
CS2000NSを分散配置(本センターとバックアップセンター等)し、キャッシュミラー機能を利用することで、被災時に迅速なシステム復旧を実現します。
デュアルコピー機能を用いて、本センターとバックアップセンターに配置したバックエンドライブラリにデータの2重書きが可能です。これによりテープライブラリに保管している大量のデータを安全に保護することが可能です。
データを保管用テープに書き出し、装置外部で保管できます。
遠隔地に搬送して保管することで、コストを抑えた災害対策を実現します。