ETERNUS BE50 バックアップアプライアンス新登場

重複排除技術を搭載し、1筐体で統合バックアップを実現する

昨今、ITと経営は密接な関係にあり、企業の生命線ともいえるデータの保護をはじめ、事業継続性の強化は企業規模を問わず欠かすことのできな大きな課題となっています。
さらに、多種多様なデータが飛躍的に増加し続ける現在、システム管理者はバックアップ管理の煩わしさ、運用負荷が増すばかりか、コスト効率のいいデータのバックアップや災害対策手法が求められています。
このようなニーズにお応えするべく当社は、バックアップシステムの構築に必要なハードウェアをあらかじめ搭載し、ソフトウェアをプレインストールした状態で提供する「ETERNUS BE50 バックアップアプライアンス」を10月16日より販売を開始しました。

ETERNUS BE50は、ソフトウェア「Symantec Backup Exec 2012」をプレインストールした装置の内蔵ディスクへ統合バックアップを実現するオールインワン製品です。Windows環境のDB / ファイルサーバや仮想化環境のバックアップが可能です。本製品はソフトウェアライセンス、各種エージェントライセンスが含まれ、接続クライアントの数に制限もなく追加ライセンスは不要です。

特長

その1: 簡単導入

ETERNUS BE50は、バックアップシステムの構築に必要なハードウェアをあらかじめ搭載し、ソフトウェアをプレインストールした状態で提供します。そのため、煩雑な構成設計が不要です。また、WebベースのBE50設定ツールで、初期設定を行うため、高度な専門知識や技術を必要とせず、簡単に、バックアップを導入・運用することが可能です。

その2: バックアップ運用コストの削減

ETERNUS BE50は、データの重複排除 / 圧縮機能を標準搭載しています。固定長のブロック単位で自動的に重複排除を行い、新規データのみを圧縮保存することで、保存データ量を約90%（注1）以上削減可能です。これにより、4.5TBの内蔵ディスクに45TB相当のバックアップが可能となり、効率的なディスクバックアップを実現します。また、複数サーバから一貫性ある統合バックアップにより運用効率化も図れます。

その3: 広域災害に備えたデータ保護コストの削減

ETERNUS BE50は、遠隔レプリケーション機能を標準装備しています。異なる拠点やデータセンターに設置したETERNUS BE50にデータ複製が可能で広域災害に備えたデータ保護に対応します。また、重複排除・圧縮後の差分データのみを暗号化して転送するため、安価な低帯域WANが利用可能です。

その4: 環境性能にも優れる

ETERNUS BE50は、効率のよい冷却設計や、FANの回転制御を綿密に行なうことで、図書館並みといわれる40dBを下回る33dB（実測値）の静音性により、オフィス内に設置した場合でもストレスの少ない環境を提供します。

（注1）お客様のご使用環境により、異なります。

構成イメージ

1台のETERNUS BE50へ統合バックアップして運用を簡素化

製品仕様

	タワー型	ラック型
外観
論理容量（注1）	4.5TB
期待容量（注2）	45TB
処理速度（注3）	最大0.2TB/h
ネットワークインターフェース	1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T
ネットワークインターフェース数	バックアップ業務用：3 （1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T） BE50設定ツール用：1 リモートマネージメントコントローラー用：1
外形寸法（W×D×H）	205×584×444 mm	440 [482 （突起部含む）] × 570 [605 （突起部含む）] × 220 mm
19インチラック搭載（占有ユニット数）	-	5U