Skip to main content

Fujitsu

Japan

ETERNUS トピックス

2012年1月1日

年頭のご挨拶
お客様と共にさらなる飛躍の年に

新年を迎え、一言ご挨拶を申し上げます。

東日本大震災により被害を受けられた被災地の皆様に改めてお見舞いを申し上げます。

富士通株式会社 執行役員
ストレージシステム事業本部
本部長 五十嵐 一浩

昨年は、大震災とそれに伴う電力不足が企業情報システムにも大きな影響を与えました。一方、ユーロ圏の金融危機による海外経済の減速や歴史的な円高など先行き不透明な経済状況が続いています。

このような厳しい状況の中、「事業継続」「節電」「投資効率」は企業経営の重要な課題となっています。

ETERNUSの2011年総括

私どもストレージシステムは昨年、ストレージ・ソリューションのコンセプト「The Flexible Data Safe」をグローバルに提唱し、プロダクトポートフォリオを強化、充実させました。

新製品としましては、ディスクアレイをエントリーからハイエンドまで「ETERNUS DX S2 series」としてラインナップを一新しました。約50%と大幅な小型化、省電力化を実現するとともに、SPC Benchmark™ではクラス世界最高値を達成し、処理能力の高さを実証しました。計算スピード世界第1位を獲得した次世代スーパーコンピュータ「京(けい)」にもDX seriesが採用されています。

また、重複排除技術を搭載したデデュープアプライアンス 「ETERNUS CS800」も エントリー機を加えラインナップを充実。バックアップ運用コストの大幅削減や遠隔地レプリケーションの実現をエントリーレンジでもお求めいただけるようになりました。

このようなプロダクトポートフォリオをグローバル展開することによって、世界のあらゆる地域のお客様に均質かつ最適なソリューションを提供しています。ETERNUSは、アジア、オセアニア地域、米州、欧州等71ヵ国へ導入され、出荷実績も前年比124%(台数実績)を超えるまで成長しました。

さらに、グローバルな戦略的パートナーであるNetApp, Inc., Brocade Communications Systems, Inc., Symantec Corporationとの関係強化を進め、業界をリードする統合的なソリューションを充実させました。

今後の展開・展望

企業情報システムはデータセンターへの移行とクラウドサービスの導入が進んでおり、その運用に合わせた新たな機能や使いやすさ、コストパフォーマンスに注目が集まっています。「事業継続」をはじめ、相次ぐサイバー攻撃に対処するための「セキュリティ」対策などシステム基盤の強化も進むと思われます。

私どものストレージシステムも、従来の製品ラインナップに加えて、新たなスケールアウト型製品などを提供し機能や運用性を強化します。それによって、データセンターへの移行、クラウドサービスの導入、事業継続の基盤強化、投資の最適化などお客様の課題に応えていきます。

さらに、人が活動しているあらゆる場所で的確なサービスが提供される「ヒューマンセントリックな時代」に入り、ビッグデータ活用での新たなビジネスが立ち上がると考えます。このような変化に対して即応できるよう、私どもも長年培った技術ノウハウを結集させ、お客様のご期待に添えるよう努力してまいります。

今後とも、倍旧のご愛顧お引き立て賜りますようお願い申し上げます。


ETERNUSサイトについて | サイトのご利用方法 | 総合索引