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本ページの製品は2024年4月1日より、エフサステクノロジーズ株式会社に統合となり、順次、切り替えを実施してまいります。一部、富士通表記が混在することがありますので、ご了承ください。

Japan

今までに発表した製品
ExtremeSwitching VDX 8770

ExtremeSwitching VDX 8770-4/VDX 8770-8 コンバージドスイッチは、2019年6月28日に販売終息しました。コンバージドスイッチの他の製品はこちらです。

Brocade VDX 8770


製品変遷


概要

高性能

  • 低遅延かつ広帯域な40ギガビットイーサネット、10ギガビットイーサネットをサポートしているため、転送データ量が増幅しても帯域幅に制限されることなく、アプリケーションの性能を最大化可能。

SAN/LAN統合

  • FCoE注1のプロトコルをサポートし、SANとLANの異なるトラフィックを単一ネットワーク上で転送可能。
  • 低消費電力のExtremeSwitching VDX 6740, VDX6940, VDX8770に機器を集約することにより、省スペース化、および導入 / 運用コストの削減を実現。

スイッチの仮想化

  • VCS機能 注2により、複数スイッチ(ExtremeSwitching VDX series)を仮想的な1台の論理スイッチとして使用可能。
  • トライフィックループ防止を意識することなく、全てのパスをActiveに動作させることが可能。
  • VCS内で最短経路にてデータ転送し、故障時には即座に別ルートで通信し運用を継続するため、高性能 / 高信頼なネットワークの構築が可能。

高度な冗長化

  • vLAG機能注3により、VCS内で異なるスイッチ間のリンクアグリケーション(複数の物理的な回線を仮想的に束ね、1つの太い回線として扱う機能)を容易に構成可能。
  • リンクアグリケーションにより、高速なインタフェースを購入することなく広帯域化を可能にし、回線が1つダウンしても通信の継続が可能。

帯域保証

  • 優先的に処理を行いたい業務の処理性能を確保するQoS 注4機能をサポートし、ネットワークの帯域幅を超えるデータトラフィックが発生しても、指定した帯域保障値のストレージトラフィックを保証し、システムに影響なく運用の継続が可能。
  • 管理ツールBrocade Network Advisorを導入することで、VCSファブリックのネットワーク監視、性能監視を支援。

仮想マシンをセキュアに移動

  • AMPP機能 注5の適用により仮想マシンのマイグレーションを行う際に、ネットワーク上のセキュリティを自動的に維持。

(注1) FCoE:Fibre Channel over Ethernet
(注2) VCS機能:Virtual Cluster Switching
(注3) vLAG機能:Virtual LAG
(注4) QoS:Quality of Service
(注5) AMPP機能:Automatic Migration of Port-Profile

仕様・諸元

仕様

モデル名 ExtremeSwitching VDX
8770-4 8770-8
スイッチング
帯域幅(全二重)
GbE 3,840Gbit/s 7,680Gbit/s
ポート間レイテンシ注1 3.63μs
ポート数 1GbE (RJ45) ハイフン ハイフン
1/10GbE (SFP+) 0~192 0~384
1/10GbE (RJ45) ハイフン ハイフン
40GbE (QSFP+)注6 0~48 0~96
GbEサポート
メディア
1000BASE-SX SFP まる まる
1000BASE-LX SFP まる まる
1GBASE Copper
SFP (RJ45)
まる まる
10GBASE SR SFP+ まる まる
10GBASE LR SFP+ まる まる
40GbE SR QSFP+ まる まる
40GbE LR QSFP+ 注2 まる まる
Direct Atacched Cable (Copper Twinax) まる まる
機能 Layer 2 switching まる まる
Layer 3 switching まる注4 まる注4
VLAN まる まる
Spanning Tree
Protocol
STP, RSTP, MSTP, PVST+, PVRST+
IGMP snooping まる まる
Layer 2 access
control lists
まる まる
VCS注3 まる まる
LAG/vLAG まる まる
AMPP まる まる
DCB まる まる
FCoE注4 まる まる
iSCSI-SAN接続 まる まる
QoS まる まる
ISL trunking まる まる
Port拡張注4 ハイフン ハイフン
保守管理機能 IPv4/IPv6管理, Switched Port Analyzer(SPAN), Telnet, SSHv2, SNMP v1/v2c/v3, sFlow
エアフロー注5 フロントアクセス まる まる
リアアクセス ハイフン ハイフン
外部インターフェース Ethernet(10/100/1000BASE-T)、
RS-232(RJ45)、USB

(注1)接続条件により値が異なります。
(注2)NOS v4.1.2ac以上からサポート。
(注3)NOS v4.0.1b1以上が適用されている場合はオプション手配不要です。
(注4)オプションライセンスの手配が必要です。
(注5)装置前面(ポート側)から背面(電源側)へ通気するフロントアクセス、または装置背面から前面へ通気するリアアクセスに対応した本体装置を選択可能です。
(注6)40GbEポートは10GbE×4ポートへBreakoutすることが可能。VDX 6940-144Sは、Breakout未サポートです。

設置諸元

モデル名 ExtremeSwitching VDX
8770-4 8770-8
外形寸法 [W×D×H] 幅 [W] 437mm 440mm
奥行き [D] 610mm 660mm
高さ [H] 347mm 662mm
質量 最大86.2kg 最大165.6kg
電源条件 電圧 AC200~240V / DC-48V
注1
相数 単相
周波数 50Hz、60Hz
最大所要電力 2,872W 5,644W
最大発熱量 10,339kJ/h 20,318kJ/h
周囲環境条件
(動作時)
温度 0~40℃
湿度 10~85%RH
電源条件
コンセント
AC100V
仕様
必要コンセント数 ハイフン
コンセント形状 ハイフン
AC200V
仕様
必要コンセント数 2~4 3~8
コンセント形状 ロック式3ピン アース付(NEMA L6-20P)注1

(注1)DC-48V仕様に電源ケーブルは添付しておりません。

サポートサーバ/ストレージ

サポートサーバ

メーカー名 機種
富士通 基幹IAサーバ PRIMEQUEST
SPARC Enterprise, PRIMEPOWER, S series
PCサーバ PRIMERGY
Oracle Sun Fire, Sun Blade, Sun Enterprise
HP HP9000 series, Integrity 注1
IBM pSeries, RS/6000, System p, Power Systems 注1
その他 各社PCサーバ

(注1)他社サーバ接続につきましては、今後順次拡大予定です。

サポートストレージ

メーカー名 機種
ハイブリッドストレージシステム 富士通 ETERNUS ハイブリッドストレージシステム
ディスクストレージシステム 富士通 ETERNUS ディスクストレージシステム
テープライブラリ 富士通 ETERNUS テープライブラリ

特長・機能

高性能

  • 40ギガビットイーサネット、10ギガビットイーサネットをサポートし、低遅延かつ広帯域なネットワーク構築が可能です。転送データ量が増幅しても帯域幅に制限されることなく、アプリケーションの性能を最大化できます。

SAN/LAN統合

  • FCoE注1のプロトコルをサポートし(オプション)、SANとLANの異なるトラフィックを単一ネットワーク上で転送できます。これにより、ハードウェア点数の削減や省スペース化、導入 / 運用コストの削減を実現します。さらに、低消費電力なExtremeSwitching VDX 6740, VDX6940, VDX8770に集約することにより、大幅な省電力化が期待できます。

従来のSAN/LAN環境とSAN/LAN統合環境の比較図

スイッチの仮想化

  • VCS機能注2により、複数のExtremeSwitching VDX seriesを仮想的な1台の論理スイッチとして使用可能です。隣接装置を認識すると自動でVCSを構築するため、マニュアル設定は不要で、スイッチを増設したり、帯域が不足している経路にカスケードパスを追加できます。また、従来のネットワークではトラフィックのループを防止するため、STP注3による複雑な構成設計が必要でしたが、VCSではループを意識することなく、全てのパスをActiveに動作させることができます。これらにより、ネットワークのスループットを2倍以上に向上するとともに、運用負荷の軽減と高可用性を同時に実現します。またVCS内で最短経路でデータ転送し、障害時には即座に別ルートで通信し運用を継続するため、高性能 / 高信頼なネットワークを構築可能です。

高度な冗長化

  • vLAG機能注4により、異なる筐体間でリンクアグリケーションを容易に構成できます。リンクアグリケーションにより、複数の物理的な回線を仮想的に束ね、1つの太い回線として使用できます。これにより、ネットワークをく広帯域化すると共に、障害で回線が1つダウンしてもパスが冗長化されているため、通信の継続が可能となります。さらに、ExtremeSwitching VDX seriesのvLAG機能では、パスの冗長化のみならず、VCSを構築する異なるスイッチ間のリングアグリケーションに対応し、より高度な冗長化を施したネットワーク構築を実現します。

帯域保証

  • ストレージ統合環境において、優先的に処理を行いたい業務の処理性能を確保するQoS機能注5をサポート。従来のLANとSANの異なるトラフィックを同一ネットワーク上で通信する際、ネットワークの帯域幅を超えるデータトラフィックが発生しても、指定した帯域保証値のストレージトラフィックを保証し、システムに影響なく運用を継続します。また、帯域保証値は容易に変更が可能なため、流動的なデータトラフィックに対し、柔軟な運用が可能となります。
    さらに管理ツールBrocade Network Advisorを導入することでVCSファブリックのネットワーク監視、性能監視を支援します。

仮想マシンをセキュアに移動

  • AMPP機能注6により、VMwareのvMotion等で仮想マシンをマイグレーションする際、移動先のポートへ同じポート設定(ACL注7、VLAN等)を自動適用できます。従来、仮想マシンのマイグレーションを行う場合は、移設元ポートのセキュリティを解除し、移設先ポートに設定し直すか、セキュリティを設定せずに運用されていました。ExtremeSwitching VDX seriesは、AMPP機能の適用により、仮想マシンのマイグレーションを行う際に、ネットワーク上のセキュリティを自動的に維持します。

充実のサポートサービス
FUJITSU Managed Infrastructure Service SupportDesk

  • 富士通サポートセンターの専門技術者がハードウェア/ソフトウェアを一括でサポート。定期点検やリモート通報などの予防保守、専用ホームページによる情報提供を行います。万が一のハードウェアトラブル時にはサービスエンジニアを派遣し修理を実施致します。
    SupportDeskの詳細は、以下URLをご覧ください。

    <製品サポート>
    http://jp.fujitsu.com/solutions/support/sdk/

(注1) FCoE:Fibre Channel over Ethernet
(注2) VCS機能:Virtual Cluster Switching
(注3) STP:Spanning-Tree Protocol
(注4) vLAG機能:Virtual LAN
(注5) QoS:Quality of Service
(注6) AMPP機能:Automatic Migration of Port-Profile
(注7) ACL:Access Control List

関連情報

  • 株式会社BSNアイネット様 導入事例
    Brocadeのイーサネット・ファブリックを要に変化に強い次世代クラウドサービス基盤を構築。
    シンプルな運用と災害対策も視野に入れ事業拡大を担う
  • 株式会社富士通研究所 導入事例
    所内共通クラウドを支えるネットワークを「Brocade VDX series」で刷新
    回線の10G化・冗長化、論理スイッチで運用コスト半減を目指す

ダウンロード

設定ツール

ツール名 概要
Brocade series,
ETERNUS SN200 series,
ExtremeSwitching VDX series 監視機能設定ツール
監視機能設定ツール(MIBファイル)(以下、本プログラム)は、SAN スイッチの Brocade series, ETERNUS SN200 series および コンバージドスイッチ ExtremeSwitching VDX seriesから送信されるSNMPトラップをSNMP監視ツールで翻訳するために必要なMIB(Management Information Base)ファイルであり、それ以外の用途に使用することはできません。ダウンロードは無料です。

導入事例


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