/usr/sbin/beadm
rootユーザでのみ実行可能です。
Oracle Solaris 11で追加されたコマンドです。
beadm create [オプション] 代替ブート環境名 | 代替ブート環境を作成します。 |
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beadm create 代替ブート環境のスナップショット | 代替ブート環境のスナップショットを作成します。 |
-a | 作成する代替ブート環境を有効にします。
デフォルト設定では、作成する代替ブート環境は無効です。 |
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-d | コマンド実行後のランレベルを指定します。停止の場合は「0」を指定します。 |
-e 非アクティブの代替ブート環境 | アクティブでない代替ブート環境から新しい代替ブート環境を作成します。 |
-e スナップショット名 | 代替ブート環境のスナップショットから新しい代替ブート環境を作成します。 |
-o ZFSプロパティ | ZFSプロパティを設定して代替ブート環境を作成します。 |
-p ストレージプール名 | ストレージプールを指定して代替ブート環境を作成します。 |
beadm create be01
beadm create be01@snap
beadm create -e be01@snap be02
代替ブート環境を作成します。
# beadm create be01
代替ブート環境のスナップショットから新しい代替ブート環境を作成します。
# beadm create -e be01@snap be02
代替ブート環境のスナップショットを作成します。
# beadm create be01@snap