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Fujitsu

Japan

UNIXサーバ SPARC M10 エントリー・ミッドレンジサーバ性能強化

小さくても、よりパワフルに! 最新プロセッサの採用により、SPARC M10性能強化

2015年4月7日

当社は、動作周波数 3.7GHz、8コアの新プロセッサ「SPARC64™ X+」を搭載したUNIXサーバ「SPARC M10-1」、「SPARC M10-4」の販売を開始いたします。

新プロセッサ搭載により、CPUコアあたりの処理性能(SPECint®_rate2006)において、従来に比べ約30%の向上注1を実現し、エントリー・ミッドレンジサーバの性能を強化しています。

ビッグデータ活用の時代。 ビジネスの競争力を強化・革新していく一つの鍵は、基幹系システムと情報系システムの高速化とそれらのリアルタイム連携です。今回のエンハンスにより、SPARC M10はコンパクトな筐体でパワフルな処理能力を実現し、お客様の迅速な経営判断を支援いたします。

CPUコア性能比較

ハイエンドサーバと同水準の動作周波数でパフォーマンス向上

今回のエンハンスでは、ハイエンドサーバ「SPARC M10-4S」と同水準の動作周波数のプロセッサ「SPARC64 X+」を、エントリーサーバ「SPARC M10-1」、ミッドレンジサーバ「SPARC M10-4」に搭載することで大幅な性能向上を実現しています。

SPARC M10は、富士通のメインフレームの高信頼性とスーパーコンピュータの高速技術が注ぎ込まれた革新的UNIXサーバです。
富士通とオラクル・コーポレーション(旧Sun Microsystems社)は、約30年にわたる協調を通じ、現在では、ハードウェア/ソフトウェアの垣根を越えたサーバ開発に取り組んでいます。

その成果として、富士通はソフトウェア処理の一部をプロセッサ上で実行させるという画期的なテクノロジー「Software on Chip」を2012年に開発し、SPARC M10へ採用しました。

両社は継続してデータベース高速化のための機能強化を図っており、Oracle Database 12cの最新オプションであるOracle Database In-Memoryとの組み合わせにおいても、Software on Chipのアシストによる驚異的な性能を導き出しています。

測定結果

今回提供する製品においても、Software on Chipによる効果が発揮されています。そしてその性能向上は、お客様システムのスピードアップだけでなく、使用するCPUコア数の抑制による、ミドルウェアのライセンスコスト削減にも貢献します。

SPARC M10 高速データベースオファリングに対応

データベースのパフォーマンスに対するお客様の課題を解決するソリューションとして、「SPARC M10 高速データベースオファリング」を提供しています。
SPARC M10、Oracle DatabaseやOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)、FUJITSU Storage ETERNUS、および、ネットワーク機器を組み合わせ、性能を最適化するためのチューニングを行う等の導入サービスから構成されており、圧倒的なデータベース性能を短期間で安全に実現していただくことができます。

今回提供する、3,7GHz SPARC64 X+搭載 SPARC M10-1も本オファリングに対応しており、お客様のビジネスの変化に迅速に対応することが可能です。

SPARC M10は、ビジネスの成長に合わせた投資を可能にする拡張性と柔軟性、システムを安定稼働に導く信頼性も備えたプラットフォームです。さらなる高速性の追及により、コストや機会損失リスクを低減し、リアルタイム性のあるスピーディーな経営判断を可能にします。

(注1)SPARCM10-1における、SPECint_rate2006による比較

[SPECint_rate2006性能値および測定環境]

  • SPARC M10-1(SPARC64 X+搭載)
    CPUコアあたりの性能注2 29.3
    測定値(Peak) 468
    測定環境 SPARC64 X+(3.2GHz)×1CPU(16コア)、Oracle Solaris 11.1 SRU15.4、Version 12.3 of Oracle Solaris Studio 10/13 Patch Set
  • SPARC M10-1(SPARC64 X+搭載)
    CPUコアあたりの性能注2 38.4
    測定値(Peak) 307
    測定環境 SPARC64 X+(3.7GHz)×1CPU(8コア)、Oracle Solaris 11.2 SRU6.4、Version 12.4 of Oracle Solaris Studio

(注2)SPECint_rate2006測定値(Peak)をCPUコア数で除した換算値

本性能値は2015年4月7日時点で、SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)へのsubmitを完了しています。(出典:SPEC(The Standard Performance Evaluation Corporation)新規ウィンドウが開きます


[注記事項]
掲載内容は発行日時点のものです。

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