2014年10月28日
現代の情報システム部門は、莫大なデータから価値ある情報を抽出し、企業競争力を強化していくためのカギを見つけ出すことが求められています。
さらに、それがリアルタイムであればあるほど、その価値が高い。
しかし、リアルタイムな情報分析を可能にするためには、大量のデータを高速処理しなくてはなりません。従来のデータベースよりも高速処理が可能なインメモリデータベースは、このための最適な方法の1つでしょう。
大量のデータを処理するアプリケーションでは、メモリからデータを引き出して分析を行います。そのため、データを保存しているメモリと、実際に分析処理を行うCPUの間のアクセス性能が重要なポイントです。
メモリのアクセス性能を測定するテストプログラムを使用して、UNIXサーバ SPARC M10 と、比較対象となる x86サーバのメモリ性能を測定してみました。
(注)テストを実行するために、SPARC M10 と極力同じ環境のサーバを用意しました。2014年7月に購入できる x86サーバのうち、最も強力なCPUを持つ1Uサーバを選択し、すべての利用可能なスロットにメモリを取り付けて測定しました。
メモリ性能の測定状況を、クライアントの画面で確認してみましょう。
1秒あたりのメモリアクセススピードを計測した数値が表れてきます。
SPARC M10と、x86サーバのメモリ性能を比較した場合、SPARC M10のメモリ性能が2.7倍優れていることがわかります。
SPARC M10はビッグデータ時代に最適なプラットフォームとしてご活用いただけるように、リアルタイムな巨大データ分析を得意としています。大容量メモリを高速処理するための仕組みが、SPARC M10には備わっているのです。
革新的なデータベーステクノロジーと、革新的なサーバが組み合わさることで、インメモリデータベースに最適なインフラが構築できます。