2013年4月30日
富士通は、高速プロセッサの低消費電力化の進歩等に関する国際シンポジウムであるCOOL Chips XVI(16)において、SPARC64™Xプロセッサについて発表しました。COOL Chipsは、1998年から開始され、今年で16回目を迎えます。
COOL Chips XVI | |
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開催日 | 2013年4月17日(水曜日)~4月19日(金曜日) |
開催場所 | 横浜情報文化センター |
主催 | 米IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.) |
公式Webサイト | COOL Chips |
富士通講演テーマ | SPARC64™ X: Fujitsu's New Generation 16 Core Processor for UNIX servers |
富士通講演者 | 富士通 次世代テクニカルコンピューティング開発本部
LSI開発統括部 シニアマネージャー 吉田 利雄 |
当社は「SPARC64™ X: Fujitsu's New Generation 16 Core Processor for UNIX servers(UNIXサーバに向けた富士通の新世代16コアプロセッサ)」という題目で、最新SPARCプロセッサ「SPARC64 X」の発表を行いました。
発表内容は、「SPARC64 X」での設計コンセプト(スーパーコンピュータ「京」(注)で培った技術とUNIX用プロセッサ技術の融合)、プロセッサチップ概要、マイクロアーキテクチャ、信頼性、性能、新たに開発した Software On Chip技術とその効果について言及しました。
またパネルディスカッション「The Next Step in Processor Evolution(プロセッサの進化における次のステップ)」ではパネラーとして参加し、今後のプロセッサとしての方向について同業他社の方、多くの聴講者の方と議論してきました。
発表後のQ&A、また休憩や食事の時間などでは国内外の同業他社から多くのご質問をいただき、富士通のプロセッサ技術に対する関心の高さを実感しています。
今後もプロセッサ開発チーム一同、プロセッサの技術革新に取り組んでまいります。
富士通 次世代テクニカルコンピューティング開発本部
LSI開発統括部 シニアマネージャー 吉田 利雄
SPARC64™ X: Fujitsu's New Generation 16 Core Processor for UNIX servers (1.25 MB )
(注)京は理化学研究所の登録商標です。