ストレージをサーバに統合することでシンプルな構成を実現しました。
また、富士通独自ソフトウェア「ServerView Infrastructure Manager for PRIMEFLEX」(以下、ISM for PRIMEFLEX)によって導入・運用・拡張における煩雑さを排除します。
ハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)は、一般的なx86サーバにコンピューティング機能とストレージ機能を統合し、シンプルな構成を実現した仮想化基盤です。
外部接続の共有ストレージ装置は必要とせず、Software Defined Storage(SDS)技術をもちいて、サーバの内蔵ストレージを全サーバからアクセスできる仮想的な共有ストレージとして利用可能にします。
富士通のノウハウで統合された検証済みの仮想化基盤が導入前の設計作業を大幅に削減します。
また導入時に、お客様のご要望に合わせた機器構成のカスタマイズを可能としており、スピーディーな導入が可能です。
PRIMEFLEX HSの導入サービスを組み合わせることで、工場でセットアップまで実施して納品されるため、設定不要で電源投入後、即時利用可能です。システム稼働までの期間を大幅に削減します。
ハードウェア/ソフトウェアに関する各種専門技術者が、お客様の問題を一括でサポートし、ユーザーの運用負荷を軽減します。
サーバだけのシンプルな構成で最小3ノードからのスモールスタートが可能。小さく導入して規模に応じて大きく拡張することが可能です。
最大64ノードまで増設可能で、利用者の増加や業務負荷の増大によってリソースが不足した場合、ノード単位の増設に加えて、CPU/メモリ/内蔵ストレージ単位の増強も可能です。
機器増設作業は、インフラ統合運用管理ソフトウェアの機能である自動構築ツールによって、簡単、迅速に実施することが可能で、従来と比較して作業工数50%削減(注)することができます。
(注) 当社の標準手順に基づき算出。削減効果をお約束するものではありません。
PRIMEFLEX HSの専用ソフトウェア「ISM for PRIMEFLEX」は、直感的な視認性と操作性、多様な自動化機能を提供。
インフラの構築・運用・管理を一層、省力化させます。
機器の管理は直感的な操作を可能とするGUIで一元化。吸気温度や消費電力などの状況監視や、各機器の詳細情報の一括管理を実現します。
3Dカラー画面で機器の配置を確認することが可能で、異常発生時などは色を変えて表示することで認識性が向上し、容易に障害箇所の特定できます。
ISM for PRIMEFLEXは、VMware vCenter Server(以下、vCenter)プラグインを提供しており、使い慣れたVMware vSphere Web Clientからシステムを一元管理することができます。
さらに、ISM for PRIMEFLEXでは、物理環境と仮想環境をまとめて管理できるだけでなく、PRIMEFLEX HS以外の他社製ハードウェア(注)も含めた別システムまでも、単一の画面から管理することが可能。各々の管理画面を立ち上げる必要がなくなり、シンプルな運用を実現します。
(注) 対象は当社担当営業、販売パートナーにお問い合わせください。
ファームウェア適用に関する作業を自動(ローリングアップデート)で行うことで、管理者の作業工数を大幅に削減できます。自動化することで手順違いを防止します。
ハードウェア、OSのログを一括収集することが可能です。定期的にログを収集することで管理工数削減を実現します。