Empowering People for a Sustainable Future~誰も取り残されない、サステナブルな社会を作るために~

目次
  1. テクノロジーで人を幸せにする
  2. 社会課題を起点としたビジネスに大きく舵を切る
  3. サステナブルな世界の実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」

10月12日より開催中のグローバルイベント「Fujitsu ActivateNow 2021」。

今年のオープニングキーノートのテーマは、「Empowering People for a Sustainable Future」。
世界が急速に変化する中、私たちが直面している課題も、より規模が大きく複雑になっています。誰も取り残されない、サステナブルな社会を作るためには、国や企業、そして人々があるべき未来の姿を共有し、それぞれの強みでお互いをエンパワーし合いながら、共に取り組むことが必要です。

本記事では、オープニングキーノートで富士通 代表取締役社長 兼 CDXOの 時田 隆仁が語った、サステナブルな未来への富士通のコミットメントと、その実現に向けて始動した新ビジネスブランド「Fujitsu Uvance」に迫ります。

テクノロジーで人を幸せにする

「富士通は『テクノロジーで人を幸せにする』という信念のもと、様々なテクノロジーを世に生み出し、社会やお客様の発展に貢献することに、取り組んできました。変わりゆく世界の中、これから富士通が果たしていくべき役割は何かを、改めて考えました。
そして昨年、『イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくこと』という、私たちのPurposeを定めました。 」

時田は、プレゼンテーションの冒頭で、富士通が今、すべての企業活動をこのPurpose実現のための活動として取り組んでいるとお話ししました。

時田 隆仁
富士通株式会社 代表取締役社長

社会課題を起点としたビジネスに大きく舵を切る

「COVID-19のパンデミックによって世界は分断され、私たちの価値観や生活様式が大きく変わりました。また、環境破壊による気候変動の深刻化など、世界が抱える問題はより深刻化しています。さて、地球規模となった社会課題の解決には、人や企業、国、そしてアカデミアが、目的を共有しながらお互いをエンパワーし、イノベーションを起こしていくことが不可欠です。私たちを、より良い未来に向かってナビゲートする指針として、国連の定める持続可能な開発目標、SDGsがあります。ところで、私たちは、SDGsが示す未来に進めているのでしょうか。」

これに対し時田は、未来を脅かす問題は、私たちの予測をはるかに超えるかたちで起こっており、この状況を打破し、世界の進む方向を変えていくには、これまでの延長線上の取り組みでは通用しないこと、そのために、富士通グループは、社会のあるべき姿を起点としたビジネスに、大きく舵を切ることを、力強く語りました。

「2030年を一つのターゲットとして、これからの産業の姿を、人々の生活を起点に考え、富士通の持つ全てのケーパビリティを洗い出して議論を重ね、クロスインダストリーとテクノロジーの両軸で、今後重点的に取り組むべきことを定義しました。」

そして、富士通が新たな事業ブランド「Fujitsu Uvance」を提供していくことを宣言しました。

サステナブルな世界の実現を目指す新事業ブランド「Fujitsu Uvance」

「『Fujitsu Uvance』では、人々の生活シーンの起点から考えた、クロスインダストリーの領域として、『つくる』を支える『Sustainable Manufacturing』、『使う』を支える『Consumer Experience』、『暮らし』を支える『Healthy Living』、そしてそれらを実行する場をつくる『Trusted Society』の4つのエリアと、これらを支えるテクノロジーを担う『Digital Shifts』『Business Applications』『Hybrid IT』の3つのエリアを定義しています。」

「Fujitsu Uvance」を構成する7つのKey Focus Areas(重点注力分野)

具体的な取り組みの一例として、「Sustainable Manufacturing」におけるAB InBev様とのブロックチェーン技術によるビール製造・流通の変革についてご紹介しました。

「その他にも、『Healthy Living』では、電子カルテや個人の健康管理情報などを組み合わせて活用し、健康寿命の延伸を目指す、『Trusted Society』では、自動運転車両を活用して高齢者の生活の足を確保する、などの取り組みを進めている」と述べました。

また、時田はこれらの取り組みを支えるのは、テクノロジーを生み出す情熱と、力であるとも語りました。
「私たちは、AI、5G、スーパーコンピュータなどの先端テクノロジーを追求していますが、テクノロジーは、使われてこそ価値を生むと考えています。」

その取り組みの一つとして、組み合わせ最適化問題を高速で解くという特徴を持つ、量子技術に着想を得た当社の「デジタルアニーラ」が、スペースデブリを回収する宇宙船の最適な航路の算出にも貢献していると紹介しました。

最後に、社会課題の解決に向け、多様な強みを持つ皆様とつながり、エンパワーし合うことで、大きな貢献を果たすことができると確信していると述べ、プレゼンテーションを締めくくりました。
「Fujitsu Uvanceを通じて、人々がグリーンな環境のもと、豊かで安心して、自分らしく生きられる世界にトランスフォームしていくことに、本気で取り組みたいと思います。
皆様と共に、サステナブルな未来を築いていけることを楽しみにしております。」

このオープニングキーノートには、大変豪華なゲストの方々にもご登壇いただきました。

社会変革のリーダーとして、エストニアを最もデジタル化が進んだ国のひとつに導いたトーマス・ヘンドリック・イルヴェス元エストニア共和国大統領からは、エストニアのデジタルトランスフォーメーションをどのように成功に導いたのかをお話しいただきました。
さらに、ESG経営・ダイバーシティ推進をリードしてこられた、ゴールドマン・サックス証券会社、元日本副会⻑およびチーフ日本株ストラテジストで、現「MPower Partners Fund L.P.」ゼネラル・パートナーのキャシー松井様をお招きし、社長の時田とESG経営をテーマにした対談を行いました。

トーマス・ヘンドリク・イルヴェス 氏
元エストニア共和国大統領
キャシー松井 氏
ゴールドマン・サックス証券会社、元日本副会⻑およびチーフ日本株ストラテジスト

他にも「Fujitsu ActivateNow 2021」ではイノベーションによる社会課題の解決を通じたSDGsへの貢献や、人々のウェルビーイングを実現する未来社会に向けて、お客様がデジタルトランスフォーメーションを推し進めていくために重要となる最新のサービスや先端テクノロジー、グローバルな先進事例などを、様々な講演やコンテンツを通じて配信しています。
オンデマンド形式も含め多数ご用意しておりますので、ぜひこちらからご覧ください。

Fujitsu Uvance
当社は、2020年度に定めたパーパスをもとに、世界をより持続可能にするため、社会のあるべき姿を起点としたビジネスに取り組みます。
このたび、2030年の社会を想定し、社会課題を起点に選定した7つのKey Focus Areas(重点注力分野)を、新たな事業ブランド「Fujitsu Uvance」のもとで展開していきます。

時田 隆仁
富士通株式会社 代表取締役社長

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