創立30周年のご挨拶

富士通パーソナルズ社長の大坪信二の写真です株式会社富士通パーソナルズ
代表取締役社長
大坪信二

本日、2025年7月1日、株式会社富士通パーソナルズは創立30周年という大きな節目を迎えることができました。
この日を迎えることができましたのは、ひとえに長年にわたりご支援いただいたお客様、パートナー企業の皆様、そして当社を支えてくださった社員の皆さん、諸先輩方、関係会社の皆様のおかげです。心より感謝申し上げます。

弊社は1995年に富士通グループ6社のパーソナル機器販売部門を統合し設立されました。そしてこの30年で、私たちを取り巻くビジネス環境、私たち自身のビジネス領域は大きく変化しました。特に近年は、グローバル競争の激化やパソコンのコモディティ化により、従来のビジネスモデルだけでは持続的な成長が難しい時代に突入しています。しかし、私たちはこの変化を「危機」ではなく「進化のチャンス」と捉え、果敢に挑戦を続けてまいりました。

現在、私たちはエッジコンピューティングとAIの融合による新たな時代に突入しています。AIを搭載したPC(AI-PC)は、単なるクライアント端末の枠を超え、お客様のビジネスプロセスや意思決定を根本から変える可能性を秘めています。リアルタイムでの高度なデータ分析、迅速な意思決定、業務効率の飛躍的な向上、そしてセキュリティとプライバシーの確保——これらを実現するAI-PCは、今後の社会において不可欠な存在となるでしょう。

私たちは、こうした技術革新を背景に、単に製品を「売る」企業から、お客様の課題を共に解決する「パートナー」へと進化していきます。人と人、企業と企業を繋ぐ重要な役割を担う製品・サービスの提供を通じて、利便性の向上とDXの成功をもたらし、日本社会全体のデジタル化を促進してまいります。

これからの10年、AI、IoT、クラウド、量子コンピューティングなどの技術革新がさらに加速し、働き方やライフスタイルも多様化していく中で、私たちは「人とテクノロジーの架け橋」として、変化を恐れず、挑戦を楽しみながら、皆様と共に新たな未来を切り開いてまいります。
今後とも、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。