PRESS RELEASE
2009年12月9日
株式会社富士通エフサス
入退室とPCログイン、利用者ID管理を連動させたセキュリティ強化
当社は、松本信用金庫様(本店:長野県松本市、理事長:安藤博仁)に、セキュリティゾーン入室時の本人認証とPCログイン認証を組み合わせた高度なセキュリティシステムを構築し、このほど本部のシステム部門にて本システムが稼働致しました。
本システムは、当社のID管理システム「IDリンク・マネージャー」(注1)を中心に構築したものです。正しい入室手順を経た利用者だけがPCを利用できるようになり、入室権限を持たない利用者のPC操作防止、入室記録の徹底、セキュリティゾーン以外でのPC利用抑止を実現できます。
金融業界では内部統制の強化に向け、各システムに必要な利用者IDの管理改善が進んでおりますが、松本信用金庫様ではさらに、各システムの利用者IDの認証を組み合わせたことで、より高度なセキュリティシステムが確立されました。
松本信用金庫様が導入されたセキュリティシステムは以下の通りです。
松本信用金庫様では、「地域社会の要請に応え、地域金融機関としての使命と責任を自覚し、常に地元とともに栄え、豊かな明るい街づくりに奉仕する」を基本理念とし、地域社会の一員としてお客さまのお役に立てる金融機関となるよう、積極的な活動の展開により、さらに健全かつ強固な経営基盤の構築を目指されています。
お客さまに安心してお取引いただくために、事務リスクとシステムリスクについては特に重要なリスクであると認識され、このたび、保有する情報とその情報を保護するシステムについて、適切な管理体制を整備するという基本方針のもと、最も高い情報の機密性を必要とする本部のシステム部門からセキュリティシステムを展開されることになりました。
今回の当社システムの採用は、入退室管理システムを中心にして複数システムを組み合わせて幅広くセキュリティ対策を展開できる点が評価されたものです。
記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
(注1)「IDリンク・マネージャー」:内部統制への対応で重要となるアクセスコントロール強化に向け、マイクロソフト社のActive Directoryと連携し、入退室管理システムや手のひら静脈・ICカードによるPCログイン認証システムの利用者IDを4,000件まで一元管理するパッケージソフト。 標準価格:100万円。
※本年開催されたInterop Tokyo 2009の「Best of Show Award」で特別賞を受賞しました。
以上
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