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2016 TRON Symposium(TRONSHOW) レポート

2016年12月14日(水曜日)~16日(金曜日)の3日間、東京ミッドタウン(港区赤坂)において、「2016 TRON Symposium(TRONSHOW)」が開催されました。

会場入り口会場入り口

本展示会は、TRONプロジェクトリーダーである坂村健 東京大学教授のトロンフォーラムが主催。どこでもコンピュータ (IoT=Internet of Things)、ユビキタス・コンピューティング環境の実現に向けて、TRONプロジェクトの多彩な成果をご紹介しました。

富士通グループブースの様子富士通グループブースの様子

富士通グループは今年も特別協賛として本展示会に参加。富士通フロンテックは、RFIDリーダライタの新製品「カウンターセンサースリム」を使用して、小売店舗のスマートなレジカウンターを演出するデモを行いました。また、富士通や富士通グループ各社からも様々な製品やソリューションをご紹介しました。
期間中は多数の方にご来場いただき、誠にありがとうございました。

クリスマスモードの東京ミッドタウンクリスマスモードの東京ミッドタウン

富士通フロンテック関連製品

富士通フロンテックは、「RFIDタグ」が付いた商品をレジカウンターに置くだけで、まとめてスキャンすることができる、手軽で便利なレジの一括読み取りをご体感いただきました。
アパレル業界など小売店舗のスマートなレジカウンターを演出するのは、当社が2016年12月13日にプレスリリースした「カウンターセンサースリム」。アンテナ一体型で業界最薄を実現したUHF帯RFIDリーダライタです。
従来のアンテナ分離型リーダライタに比べて厚さを約70%削減し、17.5mmという薄型化を実現。また、リーダライタの上方だけを高い精度でセンシングするよう読み取り性能を強化し、誤って近傍の商品タグを読み取るリスクを軽減したほか、無線局への申請も不要です。
そのほか、USB給電のため専用電源が不要となり、すっきりとスマートな利用環境を提供します。
当社は、RFIDのハードからソリューションまでトータルで提供を行っているため、これからもお客様のフロントなど様々なシーンにおける業務の効率化に貢献してまいります。

新製品「カウンターセンサースリム」の上に商品を置くだけで一括スキャン新製品「カウンターセンサースリム」の上に商品を置くだけで一括スキャン

富士通・富士通グループ出展製品

富士通は、バッテリーレス・フレキシブルビーコンを出展。太陽光発電を使っているため電池交換が不要で、自由に曲げることも可能です。
このビーコンは、学校法人東洋大学様が2017年4月に開設する情報連携学部INIAD Toyoに採用されました(2016年12月8日富士通からプレスリリース)。学生の屋内ナビゲーション、ドローンやロボットの誘導、学生の出欠管理、キャンパス内の設備や備品在庫管理、警備やメンテナンスの管理など、様々な用途に使われる予定です。
また、スポーツイベントでの利用シーンについて参考出展しました。バンド型のチケット、スタジアムの座席への設置、トライアスロンの選手への利用、イベントスタッフへの配布など、様々な形のモックアップをご紹介しました。

ビーコンを使用したスポーツイベントでの様々な利用シーン(富士通出展)ビーコンを使用したスポーツイベントでの様々な利用シーン(富士通出展)

富士通コンピュータテクノロジーズからは、ARM Cortex-M7に対応したµT-Kernelを始めとするIoTの取組みをご紹介しました。
また、富士通エレクトロニクスからは、物理層に依存しないWisReedをBluetoothSMART上へ実装したデモと、WisReedを搭載した920MHz特定小電力無線モジュールをご紹介しました。


当社はご来場いただいた多くのお客様の熱意にお応えするために、これからも最新の技術をもってご提案を続けてまいります。

当社では、本展示会でご紹介した製品以外にも、様々な製品やソリューションなどを紹介しています。この機会にぜひご覧ください。

製品/ソリューション

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