アナログ光半導体設備導入による脱炭素社会への貢献

お知らせ

2022年3月2日
富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社

アナログ光半導体設備導入による脱炭素社会への貢献

富士通オプティカルコンポーネンツ株式会社(以下「当社」)は、この度、当社のLNアナログ半導体変調器が経済産業省の令和3年度補正「産業技術実用化開発事業費補助金(サプライチェーン上不可欠性の高い半導体の生産設備の脱炭素化・刷新事業費補助金)」に採択されたことをお知らせいたします。これにより、生産性の高い製造設備導入による脱炭素社会への貢献をするとともに、今後も高品質な製品を安定供給し、新製品の開発、製造にも取り組んでまいります。

当社のLNアナログ半導体変調器事業が、経済産業省が公募した「生活への影響や経済的な損失が大きく公益性が高い半導体(アナログ半導体)」として採択され、安定的に供給するための製造に要する経費等につき政府より資金補助を受けます。これにより、今後到来する自動運転・IoT 時代に備え半導体サプライチェーンの強靭化を実現することになります。
当社では、半導体シリコン材料上に薄膜型LNを構成したアナログ半導体変調器での大幅な小型化と長期信頼性を両立し、世界で初めて薄膜型の商用化に目途を立てました。長年培ったLNアナログ半導体変調器の基盤技術により、薄膜型LNにおいての課題であったバイアス電圧ドリフトの安定化にも成功しています。
今般、この成果として当該事業の製造ラインを栃木県小山市にある自社工場に立ち上げます。この生産性と省エネに優れた量産ラインにて広帯域市場へ製品提供を開始いたします。今後も、当社は本テクノロジーで次世代光ネットワーク社会へのイノベーションを推進し、地域の発展にも貢献してまいります。

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