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Japan

PRESS RELEASE

2016年2月8日
株式会社富士通マーケティング

「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」提供開始

中堅中小企業のサイバーセキュリティ対策を強化

株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:生貝 健二、以下:富士通マーケティング)は、クラウド型標的型攻撃対策「FUJITSU セキュリティソリューションAZSECURITY BSTS(アズセキュリティ ビステス)標的型攻撃対策 FFR yarai(エフエフアールヤライ)」を2016年3月1日に提供開始します。

この「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」は、株式会社FFRI(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:鵜飼 裕司、以下:FFRI)の標的型攻撃対策ソフトウェア「FFR yarai」をクラウドで提供するものです。パターンファイルに依存しない未知のマルウェアに対抗する5つの振る舞い検知エンジンを搭載した「FFR yarai」を富士通マーケティングが導入から運用管理までのマネージドサービスを月額、低価格で提供することにより、中堅中小のお客様が利用しやすいサービスです。

「FFR yarai」の月額課金型マネージドサービスは国内初となります。

昨今、機密情報を盗み取ることなどを目的として、特定の個人や組織を狙った標的型攻撃は増加傾向にあり、そのターゲットは従来の府省庁や大手企業から地方公共団体や中堅中小企業に拡がってきています。標的型攻撃は、単なるウィルス攻撃ではなく特定の標的を狙ったハッキング行為であり、一般的なウィルス対策技術では防御が困難です。標的型攻撃に対抗するには、従来型の攻撃対策ではすり抜けてしまう標的型攻撃に特化した対策を進める必要があります。

しかしながら、中堅中小企業では、セキュリティ製品の導入および運用における人的リソースの不足やITコスト削減など資金面の制約もあり、標的型攻撃に特化した対策は難しい状況になっています。

富士通マーケティングでは、セキュリティソリューション「AZSECURITY(アズセキュリティ)」のラインナップを拡充し、セキュリティ対策ビジネスに注力してきました。中でも、必要とされるセキュリティ対策をクラウド型で手軽にスタートできるソリューション群クラウド型セキュリティサービス「BSTS」は、これまで中堅中小企業のお客様や企業の部門などで幅広く導入いただいています。

そこで今回、富士通マーケティングは、「BSTS」のラインナップを拡充し、中堅中小企業における標的型攻撃を含む未知の脅威対策として、「FFR yarai」を導入から運用管理までのマネージドサービスを付加してクラウドで提供する「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」を2016年3月1日に提供開始します。



「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」の特長

  • 標的型攻撃の検知・防御に特化した「FFR yarai」初の月額制クラウド型サービス

    プログレッシブ・ヒューリスティック技術(注1)により、パターンファイル不要のセキュリティ対策機能を提供する「FFR yarai」にマネージドサービスを付加した月額制クラウドサービスとして提供します。

    尚、既知の脅威への対策として「FUJITSU セキュリティソリューション AZSECURITY BSTSマルウェア対策」(注2)を併用することで、より強固なセキュリティを実現します。

  • マネージドサービスでスムーズな導入・運用が実現

    導入初期および運用中に発生する誤検知を解消するための例外リスト登録作業や、アラート通報、月次レポート、必要に応じたアラートログの提供など運用管理業務を支援します。

  • クラウドサービスでの提供によりシステム管理業務を削減

    クラウドサービスでの提供により、管理サーバの老朽化に伴うハードウェアの買い替えやライセンス更新に伴う各端末への登録作業など煩わしいシステム管理業務からお客さまを解放します。

「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」サービス概要

サービス概要


提供価格

初期設定サービス 100,000円、月額基本利用サービス 990円(1ユーザーID)

販売目標

2016年度で8,000IDの販売を目指します。

今後の展開

今後当社は、最新のセキュリティ脅威に対する中堅中小企業のお客様向けセキュリティ商品群「AZSECURITY」をさらに強化し、お客様が安心してICTを利用いただける環境を提供していきます。さらに、専任のセキュリティ要員の確保が難しいお客様向けに、導入から運用管理、サポートまでワンストップで提供する「AZSECURITY BSTS」のラインナップのさらなる拡充を目指します。

 【株式会社FFRI様 エンドースメント】

このたびの 「AZSECURITY BSTS 標的型攻撃対策 FFR yarai」 の発表を心より歓迎致します。

FFRIはサイバーセキュリティ領域における調査研究、対策技術の開発に注力しており、近年の高度に発展したマルウェアや脆弱性攻撃の脅威分析を日々行っています。

これらの活動から得られた知見に基づく弊社製品と富士通マーケティングのマネージドサービスの組み合わせにより、さらに幅広いお客様のサイバーセキュリティ対策を支援し、コンピュータ社会の健全な運営に寄与してまいります。

株式会社FFRI
代表取締役社長 鵜飼裕司様

関連Webサイト

注釈

注1 プログレッシブ・ヒューリスティック技術:
パターンファイルに全く依存せず、マルウェアの構造や振る舞いを5つのエンジンで多角的に分析し、マルウェアに特徴的な「悪意」を分析することにより検知・防御するFFRIの独自技術。パターンマッチング技術や単一的なアプローチのヒューリスティック技術では防御が難しい新種や改造されたマルウェアであっても、マルウェアに共通する「悪意」を検知して防御することが可能。
注2  「AZSECURITY BSTSマルウェア対策」:
富士通マーケティングが既知のマルウェアの感染状況を監視し、感染時には感染状況を通知します。また、定期的に感染状況レポートをお客様へ送付します。

商標について

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。


本件に関するお問い合わせ

【お客様お問い合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  お客様総合センター
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受付時間: 9時~17時30分 (土曜・日曜・祝日  年末年始を除く)

【報道関係お問い合わせ先】

株式会社富士通マーケティング  広報部
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