PRESS RELEASE
2015年8月27日
中村学園大学
株式会社富士通マーケティング
学生の利便性向上とシステム管理者の運用負荷軽減を実現
中村学園大学(所在地:福岡県福岡市、学長:甲斐 論)と株式会社富士通マーケティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:生貝 健二、以下:富士通マーケティング)は、サーバ・クライアントの大規模な仮想化を実現し、新たな教育研究用コンピュータシステムの運用を4月に開始しました。
サーバ集約およびゼロクライアント端末を使ったクライアントの大規模な仮想化により、学生の利便性向上とシステム管理者の運用負荷が大幅に軽減されました。
今後、中村学園大学では、全学での仮想化導入を進めるとともに、学内無線LANの整備や、個人PCの仮想デスクトップ接続およびアプリケーション仮想化の導入など、学生が能動的にいつでもどこでも学習できる環境の整備を行っていきます。富士通マーケティングは、中村学園大学のシステム構築を支援します。
中村学園は、1954年に開校した「福岡高等栄養学校」を出発点として発展してきました。1965年に中村学園大学を開学し、今年度で50周年を迎えます。開学以来、学園祖中村ハルの建学の精神を信条とし、「学問と生活の融合を重んじた教育・研究」の実践に努め、卒業生は、管理栄養士を始めとする多岐にわたる分野で活躍しています。
中村学園大学では、主体的に考える力を持った人材の育成を目的とし、学生のアクティブ・ラーニングの活動を強化しています。また、地域の発展や学術振興への寄与を目的とした企業・自治体などとの産学連携活動の推進や、グローバル人材の育成を目的とした取り組みを開始しています。
こうした教育活動を支える「教育研究用コンピュータシステム」において、これまで学生の利便性の面や運用管理負荷が課題となっていました。さらに、学生の能動的にいつでもどこでも学習できる環境作りを見据えたシステムが必要とされてきました。
そこで、中村学園大学と富士通マーケティングは、「学生の主体的な学びの確立」を目的とする教育環境の整備を行うべく、新たな「教育研究用システム」の構築を行い、4月に運用を開始しました。
これまで個々に管理していたサーバ約50台を仮想化したことにより、サーバ上の複数の仮想化環境が実行でき、迅速・柔軟なリソースの割り当てが可能となりました。これにより、煩雑な運用管理の負荷が大幅に軽減されました。
一部の学部で導入実績のあるゼロクライアント端末を使った仮想デスクトップ(VDI方式)(注)約140台を新たに導入し、約400台の大規模なクライアント仮想化により、起動時のレスポンス向上をはじめ、学生の利便性向上とシステム管理面の負荷が大幅に軽減されました。
富士通の統合ID管理パッケージ「UnifIDone(ユニファイドワン)」の導入で利用者IDを統一化し、サービス認証の共通化が実現しました。
所在地 | :福岡県福岡市城南区別府5-7-1 | |
学長 | :甲斐 論 | |
開学 | :1965年 | |
組織 | :3学部、3研究科、4研究所・センター | |
学生数 | :4,076名(2015年5月現在)(大学院・大学・短期大学部) | |
ホームページ | :http://www.nakamura-u.ac.jp/![]() |
(注)仮想デスクトップ(VDI方式):デスクトップ環境を仮想化し、サーバ上で集約したもの。クライアントはネットワークを通じてサーバ上にあるリソースをリモートで利用するため、クライアント上には全くOS、サーバを必要としない。
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