この『手法ガイド』では、データモデリングの概念とその活用法について説明します。初心者の方でも、データモデリングを実践するための十分な知識を身に付けることができるでしょう。
- CA ERwin Data modeler(AllFusion ERwin DM) で使用されるデータモデリング手法の基本事項を説明します。これらを理解することで、実際にデータベース設計を開始することができます。
- IDEF1X およびIE 表記法の記述力と優れた機能について紹介し、その基本事項を説明します。
- IDEF1X またはIE の経験豊富なユーザーは、本書を利用して、各表記法の特徴や2つの表記法の対応関係を確認できます。
目次
- 第1章
はじめに 本書の内容 データモデリングの利点 モデリング手法 モデリング用語の表記
- 第2章
情報システム、データベース、およびモデル11 はじめに データ モデリング プロセスモデリング データモデリング セッション セッションにおける役割 IDEF1Xモデリング手法のモデルレベル モデリングアーキテクチャ 論理モデル エンティティリレーションシップ ダイアグラム キーベースモデル 全属性モデル 物理モデル 変換モデル DBMSモデル
- 第3章
論理モデル 論理モデルの構築 エンティティリレーションシップ ダイアグラム エンティティと属性の定義 論理リレーションシップ 多対多リレーションシップ 論理モデル設計の検証 データモデルの例
- 第4章
キーベース データ モデル キーベースデータ モデル キーの種類 エンティティと非キー領域 主キーの選択 代替キー属性 逆方向エントリ属性 リレーションシップと外部キー属性 依存エンティティと独立エンティティ 依存型リレーションシップ 非依存型リレーションシップ ロール名
- 第5章
エンティティと属性の名前付けと定義 概要 エンティティと属性の名前 同義語、同音異義語、およびエイリアス エンティティ定義 説明 定義の参照と循環 業務用語集の作成 属性定義 バリデーションルール ロール名 定義とビジネスルール
- 第6章
リレーションシップの作成 リレーションシップ リレーションシップのカーディナリティ 非依存型リレーションシップのカーディナリティ 参照整合性 参照整合性オプション 参照整合性、カーディナリティ、および依存型リレーションシップ 参照整合性、カーディナリティ、および非依存型リレーションシップ その他のリレーションシップタイプ 多対多リレーションシップ 多項リレーションシップ 再帰リレーションシップ サブタイプリレーションシップ 確定型および未確定型サブタイプ構造 包括的および排他的リレーションシップ IDEF1XおよびIEにおけるサブタイプ表記 どのような場合にサブタイプリレーションシップを作成するか
- 第7章
正規化の問題点と解決法 正規化 正規形の概要 よくある設計上の問題 データグループの繰り返し 同じ属性の多重使用 同じ事実が複数存在する 事実が矛盾する 導出属性 情報の欠落 一意化 必要な正規化のレベル 正規化のサポート 第1正規形のサポート 第2および第3正規形のサポート
- 第8章
物理モデル 目的 物理モデルの役割 論理および物理モデルのコンポーネント 非正規化 付録A: 依存エンティティの種類 依存エンティティの分類 用語集 索引
サイズ
628KB
公開日
2009/12/14
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