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論理・物理の独立モデリング

論理モデルと物理モデルでは設計の目的が異なるためERダイアグラムに表記するオブジェクトも異なってきます。

たとえば、論理モデルではサブタイプを使用してエンティティを分類しますが、物理モデルではサブタイプを使用できません。また、実装時のパフォーマンスを考慮する物理モデルではサマリー テーブルやテンポラリ テーブルなど論理モデルでは排除される様々なテーブルが必要になります。

erwinは、論理モデルと物理モデルの違いをふまえて複数のモデル タイプをサポートします。

論理
概念レベルや論理レベルの設計を行うモデル。エンティティ、属性、キーグループ、サブタイプなどのオブジェクトを含みます。
物理 データベース固有の設計を行うモデル。テーブル、カラム、インデックス、データタイプ、トリガー、プロシージャなどのオブジェクトを含みます。
論理/物理 従来のerwinモデル。論理モデルは物理モデルと密接に関係し、論理モデルに対する変更は自動的に物理モデルに反映されます。同様に、物理モデルに対する変更は自動的に論理モデルに反映されます。
論理モデルのみあるいは物理モデルのみに存在する特定のオブジェクトは、「論理のみ」、「物理のみ」を設定することで解決できます。

論理モデル

feat06_erwin01_02

物理モデル

feat06_erwin01_02

論理/物理モデル

feat06_erwin01_03

論理/物理モデルの分離機能を使用すると、論理/物理モデルとして作成しているモデルを別々の論理モデル、物理モデルに分離して設計することができます。これにより、正規化された論理モデルと非正規化された物理モデルを別々に保有することができます。

また、論理モデルへの変更(プロパティやレイアウト)が物理モデルに反映されたり、物理モデルへの変更が論理モデルに反映されたりすることを防ぎます。 基のファイルとの変更点もモデルソースとシンクロ機能を行うことで簡単に確認でき、変更点を反映することもできます。

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