技術・製品
技術紹介
当社では、膨張係数が一致したコバールガラス管とコバール金属パイプを、接着剤を使うことなく接合することができます。
更に、コバール金属やSUSフランジなどをろう付けやTig溶接でつなぐことが可能で、複雑な形状のガラスアダプタ製品を製作することが可能です。
このガラス-金属接合品は、分析機器・X線装置・半導体装置メーカー/大学・研究機関等へ多数の納入実績があります。
コバールガラス管だけでなく、段継接合(段シール加工)を行うことにより、ホウケイ酸ガラス、石英ガラスなどの異種ガラスを繋ぐことが可能です。
また、ガラス段継接合のみの製作についても対応いたします。






ガラス部分が破損した場合でも、金属部品を再利用してガラス部分だけを交換・修理できる場合もあります。
新品を購入する前に是非一度お問合せ下さい。
- 対応可能材料
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- ガラス:コバールガラス・ホウケイ酸ガラス・石英ガラス等
- 金属:コバール金属・ステンレス・銅等
- 対応可能サイズ
-
- コバールガラス-コバール金属:外径~φ150mm程度
- ホウケイ酸ガラス-コバール金属:外径~φ50mm程度
- 石英-コバール金属:外径~φ50mm程度
- 耐熱温度
- -196℃~400℃
- リーク試験
- ヘリウムリークディテクタにて1×10-9Pa・m3/sec以下
- 主な用途
- 真空機器・分析機器・絶縁管・X線管・研究開発装置・測定機器・可視化装置等
技術紹介
当社では、お客様の要求に合わせ火加工、機械加工、レーザー加工による加工を行っています。
ガラスの特徴に合わせて加工方法や、作業方法などを調整し、ガラス管を接続、曲げ、各種加工などを行い、精度の高い製品を製作いたします。
また、膨張係数の違うガラス管同士を接合(段継ぎ加工・段シール加工)することもできます。この方法を用いることにより、用途に応じた最適なガラス材料を用いたガラスアダプタ製品が実現できます。









- 対応可能材料
- コバールガラス・ホウケイ酸ガラス・石英ガラス等
- 対応可能サイズ
- 形状、材質によって変わってきますので、事前にお問い合わせください。
- 主な用途
- 真空機器・分析機器・半導体装置・X線管・ランプ・医療機器等
技術紹介
当社では各種ガラス管やガラスムク棒を精密に制御された装置で、細線加工(リサイズ加工)を行うことができます。ホウケイ酸ガラス、石英ガラスなどの各種ガラス管・ガラスムク棒を高精密にリサイズすることが可能です。
また、加工時には母材の持つ寸法公差も圧縮されるため、精密な寸法公差を持つ製品を製作することができます。ガラス材料メーカーのカタログ標準規格にない特殊サイズのガラス管やムク棒を小ロットから製作いたします。





ガラス細線加工品は、分析機器・X線装置・半導体装置・電子部品メーカー/大学・研究機関等へ多数の納入実績があります。
- 対応可能材料
- ホウケイ酸ガラス・石英ガラス等
- 対応可能サイズ
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- 外径:φ1mm~5mm
- 公差:
0.05mm
- 長さ:1,000mm(MAX)
- 切断:手折りカット(公差
2mm)、機械切断(公差
0.1mm)
- 主な用途
- 真空機器・分析機器・絶縁管・X線管・溶接棒・測定機器等
技術紹介
当社では、水素雰囲気または真空雰囲気でろう材を溶融しろう付け(ブレージング)接合するため、ノンフラックスで酸化のないクリーンな接合を特⾧としています。
融点の異なるろう材を使用し、数段階に分けて接合を行うことで、複雑な形状のろう付け品を製作することもできます。
また、メタライズ加工(Mo-Mn法)も行っており、アルミナセラミックやサファイアへ金属膜を形成することで、コバール金属とろう付け接合を行うことが可能です。
使用環境や条件によっては、活性ろう材を使用することでメタライズを施すことなく真空雰囲気にて直接接合できる場合もあります。
サファイア接合部品は高温部を直接観察できる窓材として、高い絶縁性を持つアルミナセラミックは大電流用絶縁端子用碍子などの用途で使用されています。
なおアルミナセラミックやサファイアへのメタライズ加工のみも対応いたします。








材質によっては、活性ろうを使用することでメタライズを施すことなく真空雰囲気にて接合できるものもあります。
- 対応可能材料
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- 金属系:コバール・無酸素銅・ニッケル・ステンレス・モリブデン・タングステン
- 非金属系:アルミナセラミック・サファイア
- 使用ろう材:金ろう・銀ろう
- 対応可能サイズ
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- 外径:~φ100mm程度(メタライズ加工を要する場合は、~φ70mm程度)
- リーク試験
- ヘリウムリークディテクタにて1×10-9Pa・m3/sec
- 主な用途
- 真空機器・分析機器・測定装置・半導体装置・医療機器・電流導入端子(フィードスルー)・絶縁端子・X線管・ビューポート
各種接合技術お取引の流れ
- STEP1
- お問合せ
電子メール・電話等によるお問合せを受け付けます。
- STEP2
- 電子メールや電話でのヒアリングにより対応可否の決定
材質・形状・使用用途・製造条件等の概略仕様の確認をします。
- STEP3
- 電子メール・電話・訪問等により詳細仕様の決定
お客様のご要望に対して、少しでもお安く品質の安定したものを供給できる様、当社の技術スタッフが更にご要望や寸法、材質等仕様についての詳細をお伺いしながら、仕様の詰めを行います。
- STEP4
- 見積書・図面・仕様書の提示
仕様が決まりましたら、お見積書と確認用の図面や仕様書をご提示させていただきます。
- STEP5
- お取引スタート
ご注文書受領後、製作スタートとなります。
- STEP6
- 納品
製作が完了しましたら、お客様のお手元へお届けさせていただきます。
お客様の開発や量産をお手伝いさせていただきます。
当社は、個々の技術を組み合わせた複合技術も可能です。
1個からでも対応いたしますので、お気軽にお問い合わせください。
企業情報・ウェブサイトに関するお問い合わせ
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