先進防衛システムの開発拠点として、将来の防衛先進システムを目指した幅広い独自の研究開発で世界の平和と安全に貢献
研究分野
研究領域
我が国の安全保障環境は複雑化し、防衛力の向上としてこれまでの陸海空の領域に加え、宇宙、電磁波、サイバー及び認知領域といった多様な領域において、迅速な先端技術の開発と適用が求められています。これらの状況に対応するため、我々は国家安全保障における防衛能力向上に向けた、将来研究プロジェクトの創造とキーテクノロジの開発に供するカッテイングエッジを探求し、AI分野、電磁波分野(赤外、電波)、サイバー及び搭載コンピュータ分野といった様々な技術の研究開発を行っています。
AI
各種防衛用システムの能力向上化の研究
- 強化学習
- 最適化アルゴリズム
- 無人機自律化
- AIの信頼性確保
- 情報融合
強化学習による無人機自律化技術
-
レーダ画像(ISAR)対する自動類識別技術(正解率90%以上)
搭載コンピュータ/防衛用サイバー
各種防衛ビークル向けコンピュータ技術及び防衛向けサイバー技術の開発
- AI軽量化技術
- 装備品サイバー技術
- 防衛ネットワークゼロトラスト化
- サイバー指揮/訓練技術
- 暗号化技術
量子暗号(Y-00)技術(玉川大共同研究)
-
MITRE ATT&CK可視化技術
-
省電力計算機向けAI軽量化技術
電磁波
赤外線及び電波信号処理及び解析技術の研究
- 赤外自動識別技術
- 電波識別
- RCS計測精度向上化
- 圧縮センシング
シーカ向け赤外識別技術
-
SAR画像に基づくRCS計測技術
国家安全保障および重要インフラシステム防護を目的として、最先端のサイバーセキュリティの研究開発を行っています。
研究領域:
- サイバー脅威情報の分析、MITRE ATT&CK®の活用
- レッドチーム(脆弱性分析、エクスプロイト手法、ペネトレーションテスト等)
- サイバーレンジ
ミネルバサイエンス研究所の活動の一例として、国際サイバー演習への参加について紹介します。
国際サイバー防衛演習への参加
NATO CCDCOE(注)が主催するサイバー防衛演習 Locked Shields に運営側として参加しています。
- 演習環境の構築
- 演習課題の作成
(注)CCDCOE: Cooperative Cyber Defence Centre of Excellence
防衛省・自衛隊様をはじめ多くの日本企業がプレイヤーとして参加しておりますが、ミネルバサイエンス研究所では運営側として日本企業として唯一参加しています(2024年現在)。
Locked Shieldsについて
- 40か国以上から約4,000人が参加する国際的なサイバー演習
- 約6,000の仮想システムが8,000件を超える攻撃の対象になる
参加実績
- Locked Shields 2022
- Locked Shields 2023
- Locked Shields 2024
Locked Shields 2024 demonstrated the real power of cooperative defence
https://ccdcoe.org/news/2024/locked-shields-2024-demonstrated-the-real-power-of-cooperative-defence/
写真出典: https://www.flickr.com/photos/133800821@N02/albums/72177720316414452/
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