SSL通信(HTTPS通信)環境を、一時的に非SSL通信(HTTP通信)にしたいのですが、設定は可能ですか?

SSL通信(HTTPS通信)環境を、一時的に非SSL通信(HTTP通信)にしたいのですが、設定は可能ですか?
運用上問題なければ、非SSL通信(HTTP通信)にすることは可能です。
SSL通信環境を、非SSL通信環境に変更するには、以下の操作を行います。

(1)以下の手順にしたがい、Interstageの環境設定を変更します。

  1. Interstage管理コンソールを起動します。
  2. 次の操作をします。
    • V8.0/V9.0 L10の場合
      [システム]-[サービス]-[Webサーバ]の[環境設定]画面から、詳細設定の[表示]をクリックします。
    • V9.0 L20/L21/L30/L40の場合
      [システム]→[サービス]→[Webサーバ]→[FJapache]の[環境設定]画面から、詳細設定の[表示]をクリックします。
  3. SSLの使用を「使用しない」に変更します。
  4. 必要に応じてポート番号を変更します。
  5. 設定変更後、Webサーバを再起動します。


(2)以下の手順にしたがい、環境設定ファイルを変更します。

-Windows版V9.0、またはe-Learning Packの場合

  1. 環境設定ツールを起動します。
  2. [クライアント]ページで、[ポート]を手順(1)で設定した値に変更し、「SSLで接続する」のチェックを外します。
  3. [サーバ]-[セキュリティ]ページで、「Cookieを保護する」のチェックを外します。
  4. OKボタンを押して設定を保存します。
  5. Internet Navigwareのワークユニット/IJServerクラスタを再起動します。

-Windows版V8.0、またはLinux版およびSolaris OS版の場合

  1. command.propertiesファイルをエディタで開きます。
    command.propertiesファイルは、以下の場所にあります。

    [Windows版V8.0]
    C:¥Program Files¥Fujitsu¥INServerV8¥bin

    [Linux版およびSolaris OS版]
    /opt/FJSVinsve/bin
  2. server.port の値を、手順1.で設定したポート番号の値に変更します。
  3. server.protocol=https の行の先頭に「#」を付け、コメントにします。
  4. CnCResources.propertiesファイルをエディタで開きます。
    CnCResources.propertiesファイルは、以下の場所にあります。

    [Windows版V8.0L11]
    C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deployment¥ijserver¥inavi8¥apps¥inavi.war¥WEB-INF¥conf

    [Windows版V8.0L10]
    C:¥Interstage¥J2EE¥var¥deployment¥ijserver¥inavi8¥webapps¥inavi¥WEB-INF¥conf

    [Linux版V9.0]
    /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/inavi9/apps/inavi.war/WEB-INF/conf

    [Linux版V8.0およびSolaris OS版]
    /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/inavi8/webapps/inavi/WEB-INF/conf
  5. services.SecurityService.cookie.secure=true の行の先頭に「#」を付け、コメントにします。
  6. Internet Navigwareのワークユニットを再起動します。
製品・サービス区分 eラーニング
製品・サービス情報
製品名・サービス名 Internet Navigware
種別 運用
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