Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編 V13.3.0 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第2章 運用> 2.1 運用環境を整える

2.1.6 部門管理者を割り当てる

部門管理者を配置する運用の場合、構成情報ツリーの作成後に、グループに部門管理者を割り当てます。(部門管理者のリストは、Systemwalker Desktop Keeper導入時に、すでにサーバ設定ツールで登録されています。)
運用開始後、新規に部門管理者をサーバ設定ツールで登録して、割り当てることもできます。
登録方法は、“Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド”の“管理者情報を設定する”を参照してください。

部門管理者の割り当ては、システム管理者だけが実行できます。

部門管理者を設定したCTグループ(ユーザグループ)配下のサブグループにも、自動的に同じ部門管理者が設定されます。
部門管理者を設定したグループでは、その部門管理者を確認(表示)できますが、サブグループで部門管理者を確認しようとしても、表示されません。
部門管理者は、自分が部門管理者として設定されたグループとその配下のグループのCT/ユーザに対して、グループの作成、ポリシーの設定、ユーザの登録などができます。部門管理者が実行できる操作と範囲については、“Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド”の“管理者種別ごとの使用可能な機能”を参照してください。

ユーザグループだけに部門管理者を設定し、CTグループには設定しない場合、その部門管理者は、ログを参照できません。これは、ログビューアに表示されるグループツリーは、CTグループツリーであり、ログの参照はCTごとに行われるためです。したがって、ログを参照できるように、CTグループにも部門管理者を設定してください。

構成情報ツリーの以下の場所に表示されているクライアント(CT)に対しては、部門管理者を設定できません(以下の場所にグループを作成すれば、そのグループに部門管理者を設定できます)。したがって、以下の場所に表示されているクライアント(CT)の移動や削除は、システム管理者だけが実行できます。

3階層のシステム構成の場合、部門管理者をどのサーバで設定するかは、[サーバ設定ツール]の[システム設定]画面での設定によって異なります。

Active Directory連携を行う場合

Active Directory連携を行わない場合

ユーザ情報を統合管理サーバで一元管理する場合

ユーザ情報を管理サーバごとに管理する場合
(V13.0以前と互換)

統合管理サーバで設定を行います。(注)

統合管理サーバで設定を行います。(注)

各管理サーバで設定を行います。
統合管理サーバの情報は、各管理サーバへ更新されません。

注) 統合管理サーバが障害などで使用できない場合は、管理サーバで設定することもできます。しかし、以下のタイミングで、管理サーバでの設定内容は、統合管理サーバの最新情報で上書きされます。

Citrix Presentation Serverクライアントでの操作ログを効率よく検索するために

Citrix Presentation Server管理者が設定されている場合は、Citrix Presentation Serverをまとめたグループの部門管理者になることで、Citrix Presentation Server上のすべての操作を監視できます。
また、自部門配下に、Citrix Presentation Serverのグループと、CTグループが存在する場合は、両方のグループの部門管理者となることで、Citrix Presentation Serverクライアントとクライアント(CT)の両方で操作された内容を把握できます。


 

部門管理者の割り当て方法は、以下の2とおりがあります。

GUIを使用して割り当てる

GUIを使用して部門管理者を割り当てる方法を説明します。

◆CTグループに部門管理者を割り当てる

  1. [管理コンソール]を起動します。

    ログオン時は、管理者のログオンIDとパスワードを使用します。

  2. CTグループツリーから部門管理者を設定するCTグループを選択します。
  3. [ファイル]メニューから[CTグループ部門管理者設定]を選択します。

    →[CTグループ部門管理者設定]画面が表示されます。

  4. [部門管理者一覧]から設定する部門管理者を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    →[選択済部門管理者一覧]に選択した部門管理者が表示されます。

  5. [登録]ボタンをクリックします。

    →確認画面が表示されます。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

     

◆ユーザグループに部門管理者を割り当てる

  1. [管理コンソール]を起動します。

    ログオン時は、システム管理者のログオンIDとパスワードを使用します。

  2. [ユーザ設定]メニューから[ユーザポリシー設定]を選択します。

    →[ユーザポリシー設定]画面が表示されます。

  3. ユーザグループツリーから部門管理者を設定するユーザグループを選択します。
  4. [ファイル]メニューから[ユーザグループ部門管理者設定]を選択します。

    →[ユーザグループ部門管理者設定]画面が表示されます。

  5. [部門管理者一覧]から設定する部門管理者を選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    →[選択済部門管理者一覧]に選択した部門管理者が表示されます。

  6. [登録]ボタンをクリックします。

    →確認画面が表示されます。

  7. [OK]ボタンをクリックします。

     

CSVファイルを使用して一括割り当てする

CSVファイルを使用して部門管理者を一括で割り当てる方法を説明します。

 

◆CTグループに部門管理者を割り当てる

  1. [管理コンソール]を起動します。

    ログオン時は、システム管理者のログオンIDとパスワードを使用します。

  2. [ファイル]メニューから[CTグループ部門管理者情報CSV取り込み]を選択します。

    →[CTグループ部門管理者CSV取り込みファイル指定]画面が表示されます。

  3. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[CTグループ部門管理者情報CSV取り込み状態表示]画面が表示されます。

  4. 部門管理者情報がデータベースに登録されると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

     

◆ユーザグループに部門管理者を割り当てる

  1. [管理コンソール]を起動します。

    ログオン時は、システム管理者のログオンIDとパスワードを使用します。

  2. [ユーザ設定]メニューから[ユーザポリシー設定]を選択します。

    →[ユーザポリシー設定]画面が表示されます。

  3. [ファイル]メニューから[ユーザグループ部門管理者情報CSV取り込み]を選択します。

    →[ユーザグループ部門管理者CSV取り込みファイル指定]画面が表示されます。

  4. 上記の情報を設定し、[取り込み開始]ボタンをクリックします。

    →[ユーザグループ部門管理者情報CSV取り込み状態表示]画面が表示されます。

  5. 部門管理者情報がデータベースに登録されると、[処理状態]に「登録完了」と表示されます。[OK]ボタンをクリックします。

     


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