Systemwalker Desktop Keeper 運用ガイド 管理者編 V13.3.0 - Microsoft(R) Windows(R) -
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第2章 運用> 2.1 運用環境を整える> 2.1.5 構成情報ツリーを作成する

2.1.5.3 管理コンソールで作成する

3階層のシステム構成の場合、構成情報ツリーを管理コンソールで手動で作成するときは、各管理サーバで実施してください。

 

■CTグループを作成する

Citrix Presentation Serverクライアントでの操作ログを効率よく検索するために

Citrix Presentation Server(TM)と連携して運用する場合、Citrix Presentation Serverを複数設置している環境にCitrix Presentation Serverクライアントからログオンするとき、Citrix Presentation Serverクライアントによって負荷分散されます。このため、どのCitrix Presentation Serverに接続されるか分かりません。したがって、操作ログを参照したり、検索したりする場合、すべてのCitrix Presentation Serverで採取されたログを参照しなければなりません。
検索を効率よく行うために、複数のCitrix Presentation Serverを、1つのCTグループとしてまとめ、そのグループ配下だけを検索すればよいように設定することを推奨します。
そのためには、管理コンソールでCTグループとしてCitrix Presentation Serverを設定してください。

 

CTグループツリーに表示するCTグループの構築について説明します。

 

◆作成する

CTグループツリーの表示がグレーアウトされ、グループを作成できない場合は、[ツリー設定]メニューで[空のグループは表示しない]が設定されています。この設定を解除してください。

CTグループを作成すると、CTグループ配下のCTにCTポリシーを一括で設定できます。

CTグループは、グループ名に使用されている文字コードの昇順で表示されます。

CTグループを作成する手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。
  2. CTグループツリーから、グループを作成する上位のグループを選択します。
  3. [ファイル]メニューから[CTグループ作成]を選択します。

    →[CTグループ作成]画面が表示されます。

  4. 以下の情報を入力し、[追加]ボタンをクリックします。

    →CTグループツリーに追加したグループが表示されます。

  5. [ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択します。

    →作成したCTグループがデータベースに反映されます。

    [CTグループ構成反映]を実行しない場合、[ポリシー最新表示]、[次回起動時に更新する]、および[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされた状態になり、[CTグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

    作成したCTグループがデータベースに反映された直後は、このCTグループのポリシーは、必ず以下のように設定されます。必要に応じてポリシーの変更を行ってください。ポリシーの変更については、“CTグループポリシーを変更する”を参照してください。

◆移動する

CTグループツリーに作成されているCTグループは、同一サーバ配下であれば、ほかのCTグループ配下に移動したり、サーバの直下に移動したりできます。

CTグループポリシーは、グループを移動しても変更されません。また、CTグループを移動する場合、グループに登録されているCTも同時に移動されますが、CTに設定されているポリシーは変更されません(移動する前と変わりません)。

CTグループに部門管理者が設定されている場合は、CTグループを移動すると、部門管理者も移動します。

CTグループを移動する手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]を起動します。
  2. CTグループツリーから移動するCTグループを選択します。

    →選択したCTグループが反転表示されます。

  3. 同一サーバ配下の移動先CTグループに、移動するCTグループをドラッグ&ドロップで移動します。

    →CTグループが移動されます。

  4. [ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択します。

    →移動したCTグループがデータベースに反映されます。

    [CTグループ構成反映]を実行しない場合、[ポリシー最新表示]、[次回起動時に更新する]、および[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされた状態になり、[CTグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

削除する

削除するCTグループ配下に、CTグループまたはCTがある場合は削除できません。あらかじめ、配下のCTグループまたはCTをすべて削除してください。CTの削除方法は、“CTを削除する”を参照してください。

CTグループを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。
  2. CTグループツリーから削除するCTグループを選択します。
  3. [ファイル]メニューから[CTグループ削除]を選択します。

    →削除確認画面が表示されます。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →選択したCTグループが削除されます。

  5. [ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択します。

    →削除したCTグループがデータベースに反映されます。

    [CTグループ構成反映]を実行しない場合、[ポリシー最新表示]、[次回起動時に更新する]、および[即時更新を行う]ボタンがグレーアウトされた状態になり、[CTグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

グループ情報を変更する

CTグループツリーに作成されているCTグループの名称、または備考を変更する方法について説明します。

手順は、以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]画面を起動します。
  2. CTグループツリーから情報を変更するCTグループを選択します。

    →選択したCTグループが反転表示されます。

  3. 以下の情報を入力し、[次回起動時に更新する]ボタンまたは[即時更新を行う]ボタンをクリックします。
  4. [ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択します。

    →選択したCTグループの名称が変更されます。

    [ツリー設定]メニューの[ツリー最新表示]がグレーアウトされている場合は、CTグループの作成、移動、削除のあと、構成反映が実施されていない可能性があります。この場合、[ツリー設定]メニューから[CTグループ構成反映]を選択し、構成反映を実施してください。

     

■ユーザグループを作成する

ユーザグループツリーに表示するユーザグループの構築について説明します。

ユーザポリシーを一元管理している場合は、統合管理サーバから操作してください

ユーザポリシーを一元管理する運用を行っている場合は、統合管理サーバでユーザグループを作成、移動、削除してください。


 

◆作成する

ユーザグループツリーの表示がグレーアウトされ、グループを作成できない場合は、[ツリー設定]メニューで[空のグループは表示しない]が設定されています。この設定を解除してください。

ユーザグループは、1つ1つ作成します。CSVファイルを利用して複数のユーザグループをまとめて作成することはできません。

ユーザグループを作成すると、ユーザグループ配下のユーザに、ユーザポリシーを一括で設定できます。

ユーザグループを作成する手順は以下のとおりです。

  1. [管理コンソール]を起動します。
  2. [ユーザ設定]メニューから、[ユーザポリシー設定]を選択します。

    →[ユーザポリシー設定]画面が表示されます。

  3. ユーザグループツリーから、グループを作成する上位のグループを選択します。
  4. [ファイル]メニューから[ユーザグループ作成]を選択します。

    →[ユーザグループ作成]画面が表示されます。

  5. 以下の情報を入力し、[追加]ボタンをクリックします。

    [グループ名]:半角で40文字(全角で20文字)までの英数字、漢字、ひらがな、およびカタカナが入力できます。

    →構成反映を促すメッセージが出力されます。

  6. [OK]ボタンをクリックします。

    →ユーザグループツリーに追加したグループが表示されます。

  7. [ツリー設定]メニューから[ユーザグループ構成反映]を選択します。

    →作成したユーザグループがデータベースに反映されます。

    [ユーザグループ構成反映]を実行しない場合、[ユーザポリシー設定]画面を閉じたときに、[ユーザグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

    作成したユーザグループがデータベースに反映された直後は、このユーザグループのポリシーは、必ず以下のように設定されます。必要に応じてポリシーの変更を行ってください。ポリシーの変更については、“ユーザグループポリシーを変更する”を参照してください。

◆移動する

ユーザグループツリーに作成されているユーザグループを、同一サーバ配下にある、ほかのユーザグループ配下に移動する方法を説明します。

ユーザグループポリシーは、グループを移動しても変更されません。また、ユーザグループを移動する場合、グループに登録されているユーザも同時に移動されますが、ユーザポリシーは変更されません(移動する前と変わりません)。

ユーザグループに部門管理者が設定されている場合は、ユーザグループを移動すると、部門管理者も移動します。

ユーザグループを移動する手順は、以下のとおりです。

  1. [ユーザポリシー設定]画面を起動します。
  2. ユーザグループツリーから移動するユーザグループを選択します。

    →選択したユーザグループが反転表示されます。

  3. 同一サーバ配下の移動先ユーザグループに、移動するユーザグループをドラッグ&ドロップで移動します。

    →構成反映を促すメッセージが出力されます。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →ユーザグループが移動されます。

  5. [ツリー設定]メニューから[ユーザグループ構成反映]を選択します。

    →移動したユーザグループがデータベースに反映されます。

    [ユーザグループ構成反映]を実行しない場合、[ユーザポリシー設定]画面を閉じたときに、[ユーザグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

◆削除する

ユーザグループツリーに作成されているユーザグループを削除する方法について説明します。

削除するユーザグループ配下に、ユーザグループまたはユーザが存在する場合は削除できません。あらかじめ、配下のユーザグループまたはユーザをすべて削除してください。ユーザの削除については、“ユーザを削除する”を参照してください。

ユーザグループを削除する手順は、以下のとおりです。

  1. [ユーザポリシー設定]画面を起動します。
  2. ユーザグループツリーから削除するユーザグループを選択します。
  3. [ファイル]メニューから[ユーザグループ削除]を選択します。

    →削除確認画面が表示されます。

  4. [OK]ボタンをクリックします。

    →選択したユーザグループが削除されます。

  5. [ツリー設定]メニューから[ユーザグループ構成反映]を選択します。

    →削除したユーザグループがデータベースに反映されます。

    [ユーザグループ構成反映]を実行しない場合、[ユーザポリシー設定]画面を閉じたときに、[ユーザグループ構成反映]を促すメッセージが表示されます。

     

◆グループ情報を変更する

ユーザグループツリーに作成されているユーザグループの名称、または備考を変更する方法について説明します。

手順は、以下のとおりです。

  1. [ユーザポリシー設定]画面を起動します。
  2. ユーザグループツリーから情報を変更するユーザグループを選択します。

    →選択したユーザグループが反転表示されます。

  3. 以下の情報を入力し、[更新]ボタンをクリックします。
  4. [ツリー設定]メニューから[ツリー最新表示]を選択します。

    →選択したユーザグループの名称が変更されます。

    [ツリー設定]メニューの[ツリー最新表示]がグレーアウトされている場合は、ユーザグループの作成、移動、削除のあと、構成反映が実施されていない可能性があります。この場合、[ツリー設定]メニューから[ユーザグループ構成反映]を選択し、構成反映を実施してください。

     


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