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Fujitsu

Japan

今までに発表した製品:
FUJITSU Storage ETERNUS VS850 S3
バーチャライゼーションストレージ

FUJITSU Storage ETERNUS VS850 S3 バーチャライゼーションストレージは、2017年5月31日に販売終息しました。

ETERNUS VS850 S3 バーチャライゼーションストレージ 仮想ディスク数:最大8,192 仮想ストレージ容量:最大32PB


製品変遷


概要

投資の最適化

  • 複数のハイブリッドストレージシステムおよびディスクストレージシステム(以下、ストレージシステム)を仮想的に統合し、単一のボリュームスペースとして利用可能にし、ストレージ装置の仕様や構成に依存しないスペース管理を実現
  • 仮想化領域に適用可能なシン・プロビジョニング機能を搭載し、仮想化領域上で、物理容量に依存しない仮想ボリュームを定義可能
  • 業務へのパフォーマンスを低下させることなく、リアルタイムでデータを圧縮し、ボリューム使用容量を削減
  • アクセスを中断することなく、参照頻度の高いデータを自動的に高速なボリュームに再配置し、投資コストに見合った最適な性能を確保

業務を止めない

  • データへのアクセスを維持しながら、異なるストレージシステム上へデータ移行
  • 業務運用中にサーバ定義を変更せずにデータ移行ができるため、ストレージ装置の追加やスペースの追加が容易
  • 仮想ボリュームのデータをストレージシステムを跨いで二重保存(ミラーリング)する機能を搭載し、業務継続を実現
  • 主要コンポーネントを冗長化すると共に、クラスタ構成を採用し、高い可用性を提供

かんたん導入・運用

  • 異なるベンダーのストレージシステムを含む仮想化環境でも共通のGUIで一元管理が可能
  • 仮想化領域において、異なるストレージシステム間でのデータコピーを実現。さらに、ETERNUS VS850 S3によって構成されたサイト間で同期・非同期コピーが可能
  • 仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」のVAAIおよびVMware vCenter Serverとの連携をサポート

関連情報

仕様・諸元

仕様・諸元
仮想ボリューム数注1 最大8,192
仮想ボリュームサイズ 最大256TB
使用可能物理ボリュームサイズ注2 最大1PB
管理可能物理ボリューム合計容量注2 最大32PB
接続ストレージシステム数 最大1,024
ノード数注3 2~8
ホストインターフェース ファイバチャネル(最大8Gbit/s)
ホストインターフェース数注4 ファイバチャネル4~12ポート
外形寸法 (W×D×H)注4 445mm×746mm×86mm(2U)
質量注4 25~30kg
電源条件 電圧 AC100V~127V, 200V~AC240V
相数 単相
周波数 50Hz / 60Hz
所要電力注4 最大750W
発熱量 最大2,700kJ/h
周囲環境条件(動作時) 温度 5~40℃(動作時、高度950mまで)
5~28℃(動作時、高度951m~3,050m)
5~45℃(休止時)
湿度 8~85%(動作時、休止時)

(注1)最大構成(8ノード)の値です。2ノード構成で使用する場合は1/4の値になります。
(注2)使用するストレージにより値が異なります。詳細につきましては、弊社担当営業、または販社パートナーにお問い合わせください。
(注3)ノードは2台単位で8台まで拡張可能です。
(注4)ノード単体の値です。

環境への配慮

グリーン製品の提供

グローバルな環境対策に則った当社独自の厳しい環境評価基準(省資源化、リサイクル設計、化学物質含有/使用規制、省エネルギー、環境情報の提供など)に基づいた地球に優しい、環境への負荷の少ない「グリーン製品」として提供しています。

Green Policy Innovation グリーン製品のロゴマーク

サポートサーバ / ストレージ

サポートサーバ / OS

メーカー名 機種
富士通 基幹IAサーバ PRIMEQUEST
1000シリーズ
Microsoft® Windows Server® 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2012
Microsoft® Windows Server® 2008 R2
Microsoft® Windows Server® 2008
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5
UNIXサーバSPARC M10
UNIXサーバSPARC Enterprise
Solaris 11 Operating System
Solaris 10 Operating System
PCサーバ PRIMERGY Microsoft® Windows Server® 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2012
Microsoft® Windows Server® 2008 R2
Microsoft® Windows Server® 2008
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5
VMware vSphere® 5 (ESXi 5)
VMware vSphere® 4 (ESX 4/ESXi 4)
Oracle SPARC M10
SPARC Enterprise
Solaris 11 Operating System
Solaris 10 Operating System
HP HP Integrityサーバ HP-UX 11iv3
HP-UX 11iv2
IBM Power Systems AIX 7.1
AIX 6.1
AIX 5.3
AIX 5.2
その他 各社PCサーバ Microsoft® Windows Server® 2012 R2
Microsoft® Windows Server® 2012
Microsoft® Windows Server® 2008 R2
Microsoft® Windows Server® 2008
Red Hat Enterprise Linux 6
Red Hat Enterprise Linux 5

(注) サポートサーバ / OSの記載内容は一部の抜粋です。詳細につきましては、弊社担当営業、または販社パートナーにお問い合わせください。

サポートストレージ

メーカー名 機種
富士通 ETERNUS DX100 S3, DX200 S3、DX500 S3, DX600 S3
ETERNUS DX60/DX60 S2/DX60 S3
ETERNUS DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2
ETERNUS DX400/DX400 S2 series
ETERNUS DX8000/DX8000 S2 series
ETERNUS4000、ETERNUS8000
ETERNUS DX200F オールフラッシュアレイ
日立製作所 Hitachi Virtual Storage Platform
Hitachi Universal Storage Platform
Hitachi Adaptable Modular Storage
Hitachi Workgroup Modular Storage
IBM IBM System Storage™ DS8000®/ DS6000®/ DS5000®/DS4000®
IBM XIV® Storage System
IBM Storwise V3700, V5000, V7000
EMC EMC Symmetrix® VMAX™
EMC Symmetrix® DMX
EMC Symmetrix® 8000
EMC® CLARiX® CX
HP HP StorageWorks ディスクアレイ XP
HP StorageWorks Enterprise Virtual Array
HP StorageWorks Modular Smart Array

(注) サポートストレージの記載内容は一部の抜粋です。詳細につきましては、弊社担当営業、または販社パートナーにお問い合わせください。

特長・機能

投資の最適化

ストレージの仮想化

ETERNUS VS850 S3は、複数のハイブリッドストレージシステムおよびディスクストレージシステム(以下、ストレージシステム)を仮想的に統合し、単一のボリュームスペースとして利用可能にするストレージ仮想化アプライアンスです。ストレージシステムの仮想化により、ボリュームスペースをプール化することで、装置毎に設定していた予備スペースを有効利用でき、ストレージの使用効率を大幅に向上します。ストレージ資産の有効活用は、投資コストの最適化に加え、電力消費を抑制して環境負荷を低減します。

ストレージの仮想化の図

シン・プロビジョニング機能

仮想化領域に適用可能なシン・プロビジョニング機能を搭載。本機能により、仮想化領域上で、物理容量に依存しない仮想ボリュームを定義できます。物理ボリュームは共通のボリュームスペースとしてプール化し、仮想ボリュームに書き込まれたデータ量に応じて自動的に容量の割り当てを行います。これにより、導入時のボリュームスペースを抑制し、投資の最適化を実現します。また、容量の設計・割り当て変更が不要となり、シンプルかつ効率的な運用を行えます。

リアルタイムデータ圧縮

業務へのパフォーマンスを低下させることなく、リアルタイムでデータを圧縮します。本機能は、一度書き込んだデータを後から圧縮するのではなく、リアルタイムで圧縮するため、容量削減効果が大きく、最大80%までデータを最小化します。データ圧縮によってボリューム使用容量を削減することで、投資コスト削減、ラックスペース削減、電力・冷却コスト削減に大きく貢献します。

自動階層制御によるSSDの有効活用

アクセスが集中している高負荷領域を検出し、設定したポリシーに応じてボリューム間でデータの再配置を行う自動階層制御機能を搭載。アクセスを中断することなく、参照頻度の高いデータを自動的に高速なボリュームに再配置して、投資コストに見合った最適な性能を確保します。
ETERNUS VS850 S3には高性能なSSD(半導体ドライブ)をオプションで搭載可能であり、自動階層制御機能はSSDの利用効率と導入効果を最大限に向上します。

業務を止めない

柔軟なマイグレーション機能

データへのアクセスを維持しながら、異なるストレージシステム上へデータ移行する動的なマイグレーション機能を搭載。これにより、サーバの定義を変更するこることなく、業務運用中に新旧ストレージシステムのマイグレーションを行えます。既存の物理環境から仮想化環境への移行を、データ保持したまま最小限の業務停止時間で容易に行えます。
また、本機能は、I/O負荷を分散するロードバランス作業や、コストパフォーマンスの最適化に向けたデータ配置の見直しを行う場合にも活用でき、柔軟なシステム構成を実現します。

ストレージ筐体の二重化

仮想ボリュームのデータを異なるストレージシステム上に二重保存する機能(仮想ボリュームのミラーリング)を搭載。異なるストレージシステムの筐体で、データを二重保存するため、故障や保守によって1つのストレージシステムに対して完全にアクセスできなくなった場合でも、アクセス先を切り替えることなく業務継続を実現します。

高可用性

ETERNUS VS850 S3は、主要コンポーネントを冗長化すると共に、クラスタ構成を採用し、高い可用性を提供します。クラスタ構成は最小2ノードから最大8ノードであり、業務を停止することなくスケールアウトできます。

かんたん導入・運用

容易な運用管理

ETERNUS VS850 S3は、直観的に操作可能なWebベースの管理GUIを備えています。異なるベンダーのストレージシステムを含む仮想化環境でも共通のGUIで一元管理を行えるため、装置毎に別々の方法で管理している異種混在環境と比べて管理の効率性が向上します。

多彩なコピー機能

ETERNUS VS850 S3は、仮想化領域において、異なるストレージシステム間で利用可能な優れたコピー機能を提供します。これにより、各ストレージシステムのコピー機能を使用する必要がなくなり、コピー機能の操作性と機能水準を統一できます。ETERNUS VS850 S3は、任意のタイミングで即座に複製データを作成でき、業務運用中にバックアップを行えます。また、差分コピー機能を備え、高速かつコストを抑えたバックアップを実現。さらに、ETERNUS VS850 S3によって構成されたサイト間で同期・非同期コピーが可能で、災害対策システムの構築に対応します。

VMware連携

仮想化プラットフォーム「VMware vSphere」のVAAI (vStorage APIs for Array Integration)をサポート。仮想マシン複製時のコピー処理等、従来サーバで実行していた処理をETERNUSVS850 S3で実行することで、VMware環境のシステム性能を向上します。
また、仮想基盤の統合管理を実現する「VMware vCenter Server」との連携をサポート。VMware管理コンソールで従来の仮想サーバの管理に加え、ストレージの管理もかんたん操作で可能になります。VMware 管理コンソールからボリュームの操作などができるため、急な構成変更に対しても、ストレージ管理者無しで対応することができます。

導入事例


明治安田生命保険相互会社 様
8,000ユーザが利用する共通基盤を富士通の垂直統合型製品を中心に構築 VMware vSphereと富士通のCloud Ready Blocksで 高品質なクラウド基盤を短期間で実現



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