Fujitsu Software SIMPLIA TF-EXCOUNTER
『SIMPLIA TF-EXCOUNTER』(シンプリア ティーエフ イーエックスカウンター)は、テスト時の品質向上を支援するためのツールです。
COBOLアプリケーションのテスト状況を客観的に判断したり、テスト漏れが無いかどうかを簡単に把握するための機能を提供しています。
製品概要
提供機能
- 蓄積機能
- 網羅率情報表示機能
- テストケース検出機能
- 蓄積情報の管理機能
導入効果
- 命令実行網羅率や未実行の表示機能により、テスト不足のチェック、テスト漏れの防止を確実に行うことができるので、プログラムの品質向上が図れます。
備考
- 当製品は『SIMPLE/SRV, SRV-J』の後継製品です。
仕様
製品 | V/L | OS | 備考 | PSS |
---|---|---|---|---|
製品本体 | V21L20 | MSP, XSP | 備考なし | PSSあり(注1) |
- 注1PSSとはプログラムサポートサービスの略です。プログラムサポートサービスは、専用Q/A窓口、トラブル/障害情報の即時通知、レベルアップ版の無償提供、SIMPLIA製品の最新情報の提供等を行うサービスです。
過去のエンハンス情報
V21L10からV21L20
- 帳票のテキスト形式出力機能の追加
以下の帳票出力機能において、パラメタの指定によりテキスト形式ファイルの出力を可能にしました。- 命令実行情報リスト(全ケース累計)出力機能
- 命令実行情報リスト(テストケース別)出力機能
- セクション実行情報リスト(全ケース累計)出力機能
- 日本語命令実行情報リスト(全ケース累計)出力機能
- 日本語命令実行情報リスト(テストケース別)出力機能
- 日本語セクション実行情報リスト(全ケース累計)出力機能
- 一覧のCSV形式出力機能の追加
以下の帳票出力機能において、パラメタの指定によりCSV形式ファイルの出力を可能にしました。- プログラム実行情報一覧リスト出力機能
- テストケース名一覧リスト出力機能
- 対象文番号指定の追加
- 帳票出力機能において、測定対象の文番号を指定したファイルを指定することにより、対象文番号の実行網羅率の出力を可能としました。
- 対象文番号指定ファイル作成機能の追加
- VF-LIBCOMPで出力した修正文ファイルを入力として、対象文番号指定ファイルを作成することを可能にしました。作成した対象文番号指定ファイルは、帳票出力機能(対象文番号指定)で指定することができます。
機能紹介詳細
蓄積機能
テスト対象プログラムの実行時命令統計情報を蓄積ファイルに蓄積します。
網羅率情報表示機能
被テストプログラム命令実行網羅率を表示します。
テストケース検出機能
必要に応じて登録済テストケースから影響テストケースや類似テストケースを検出することが可能です。
蓄積情報の管理機能
蓄積情報の退避、復元、削除を行います。
画面・出力帳票例
セクション実行情報リスト
ダウンロード
ソフトウェア説明書(MSP)
(577 KB / A4, 86 pages)
ソフトウェア説明書(XSP)
(576 KB / A4, 86 pages)